バイキングス、トライアウトを行うもキッカーはウォルシュのまま
2016年11月09日(水) 14:15ミネソタ・バイキングスのキッカーの座はどうやらブレア・ウォルシュのままで変更はなさそうだ。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが報じたもの。
第9週のデトロイト・ライオンズ戦、バイキングスの勝利を引き寄せたかもしれない場面でウォルシュはエクストラポイントとフィールドゴールをミスしている。その2日後、バイキングスは6人のキッカーのトライアウトを開催し、チームは先発キッカーの入れ替えを図ったとガラフォロが伝えた。この6人の中にはランディ・バロック、カイ・フォーバス、ザック・ホッカー、トラビス・クーンズも含まれていた。
2015年、シアトル・シーホークスとのワイルドカードゲームでウォルシュがキックをミスして以来、彼はかつてリーグを代表したほどの実力を発揮できずにいた。ウォルシュは今シーズン、16回のトライで4度もフィールドゴールをミス(昨シーズンは5度の失敗)また、エクストラポイントの成功率でもウォルシュは81%と規定に達している者の中でも最低の数字だ。
現段階ではキッカーの座はまだウォルシュにある。しかし、今後チームがウォルシュに頼る場面は少なくなるだろう。7日、キッカーのトライアウトを行った理由を問われたヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーは「今シーズンの試合を見ていたのか?」と返答。バイキングスはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区で辛うじて首位をキープしている。接戦を繰り広げる中、ウォルシュはもうこれ以上大事な場面でのミスを許されことはない。さもなければ、彼は今後のバイキングス戦をサイドラインから見るか、あるいは最悪のケースでは、自宅のソファに座ってテレビ観戦することになるだろう。