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複数のケガを抱えながらも次戦出場を意気込むブラウンズDEギャレット

2024年09月28日(土) 22:49


クリーブランド・ブラウンズのマイルズ・ギャレット【AP Photo/Sue Ogrocki】

クリーブランド・ブラウンズのスターディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットはモンティ・パイソンを真似て――多くの困難を抱えていてもベストを尽くす意向だ。

ギャレットは現地29日(日)に行われるラスベガス・レイダース戦を前に、足、アキレス腱、太もものケガを抱えているとされている。昨年にAP通信ディフェンス部門年間最優秀選手に選ばれたギャレットは、この負傷をかすり傷程度に受け流している。

『Associated Press(AP通信)』によると、ギャレットは26日に「シーズンの過酷さと、時には今のようないくつかの打撲やかすり傷に備えて過ごすようにしている。ケガをした動物は最も凶暴だから、俺はベストな状態なわけだ」と語ったという。

28歳のギャレットは23日に負傷した足のMRI検査を受けたが、異常は見つからなかった。2022年シーズン第4週に肩と上腕二頭筋の負傷で欠場して以来、ギャレットはケガを理由に試合を欠場していない。ブラウンズはギャレットを欠いたその試合でアトランタ・ファルコンズに23対20で敗れ、サックは1回にとどまった。

ギャレットは今シーズンの序盤に本来の圧倒的なパフォーマンスを見せていないものの、これまでの3試合でストリップサック2回をマーク。その一方で、ケガを抱えながらプレーしている影響で、ギャレットはシーズン第3週のニューヨーク・ジャイアンツ戦ではスナップの58%しか出場できなかった。これはギャレットの通常の出場率よりも大幅に低く、複数回フィールドを離れて治療を受ける場面も見られている。

ケガが原因で本来のパフォーマンスを発揮できなかったことを認めたギャレットは次のように話した。

「自分が制限されているように感じた。でも、それを言い訳にはしない。今はそういう状態なんだ。肉体的にも精神的にも、みんなそれぞれに問題を抱えている。俺の場合はたまたまそれが一目瞭然なだけだ。だから、できる限りケガを治してから、できる限り最高の状態でプレーするつもりだ」

ギャレットは25日の練習を休んで休養を取り、その翌日の練習は制限付きで参加していた。

ケガによって明らかに制約を受けているギャレットだが、今週末の試合を欠場するつもりはなさそうだ。

追加の休養が役立つかと尋ねられたギャレットは「たぶんね」と答え、「でも、そのためにバイウイークがあるんだ。だから、それまでは95番を見飽きることはないよ」と付け加えた。

【KO】