ダラス・カウボーイズは少なくとも次の4試合でチームのサックリーダーを欠くことになる。

カウボーイズが現地1日（火）、先週木曜日に勝利したニューヨーク・ジャイアンツ戦で足を負傷したディフェンシブエンド（DE）デマーカス・ローレンスを故障者リザーブ（IR）に登録したと発表した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートがローレンスは足のケガで少なくとも4週間の離脱を余儀なくされる見込みだと報じていたため、火曜日のニュースは予想外のものではなかったと言えよう。

現時点でクオーターバック（QB）ヒット5回、QBプレッシャー10回を記録し、サック数（3回）でチームトップに立つローレンス。そうした実績を挙げているのはもちろん、ベテランのリーダーシップというスタッツシートには表れない部分でも大きく貢献しているローレンスの欠場は痛手となるだろう。また、シーズン第4週に足首を捻挫したラインバッカー（LB）マイカ・パーソンズも次戦の出場が危ぶまれていることから、苦しいスタートを切ったカウボーイズ守備陣にはさらなる懸念が生じている。

シーズン第5週を迎えるにあたり、カウボーイズは被得点（26.0点）で27位タイ、試合平均被ヤード（355.3ヤード）で26位となっている。ベテランのチャウンシー・ゴルストンやカール・ローソン、タイラス・ウィートがディフェンシブエンドとしてデプスチャートに名を連ねる中、ローレンスが欠場する間はドラフト2巡目指名を受けた新人マーショーン・ニーランドの出番が増える見込みだ。

カウボーイズは火曜日に、シンシナティ・ベンガルズの練習生だったDEのK.J.ヘンリーと契約したことも発表している。

カウボーイズ（2勝2敗）は現地10月6日（日）【日本時間7日（月）】に敵地に乗り込み、ピッツバーグ・スティーラーズ（3勝1敗）とのプライムタイムの試合に臨む予定だ。

【RA】