現地3日（木）、カンザスシティ・チーフスがワイドレシーバー（WR）ラシー・ライシを故障者リザーブ（IR）に置いた。これにより、ライスは少なくとも今後4試合を欠場することになる。

ライスはシーズン第4週に行われたロサンゼルス・チャージャーズ戦で、インターセプトがあった後にタックルを試みようとして膝を負傷。当初はシーズン終了の負傷であることが懸念された。しかし、ヘッドコーチ（HC）のアンディ・リードは木曜日に、チームはライスの膝の腫れが収まるのを待ってから、最終的な評価を下すと述べている。

同じく木曜日に、チーフスのクオーターバック（QB）であるパトリック・マホームズは負傷の原因となったプレーでライスにぶつかったことについて“最悪”な気分だと話し、こう続けた。

「自分のことは全然気にしていなかった。彼のケガが心配で、自分が彼にぶつかっただけに、見た感じほどひどいケガじゃないことを願っていた」

チーフスは現地月曜日にホームでニューオーリンズ・セインツと対戦し、続く第5週はバイウイークとなっている。ライスはセインツ戦に欠場し、その後は最短でもサンフランシスコ・49ers、およびラスベガス・レイダースとのロードゲームに続いて、ホームでのタンパベイ・バッカニアーズ戦までは逃すことになる。

ライスの負傷前に、ワイドアウトのハリウッド・ブラウン、ランニングバック（RB）アイザイア・パチェコがすでにIRに入っており、チーフス攻撃陣はさらなる打撃を受けた形だ。マホームズにはまだタイトエンド（TE）トラビス・ケルシーや、着実にステップアップしている新人WRゼイビア・ワーシーがいるものの、使用可能な武器の少なさがにわかに目立つようになっている。

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