9月の最優秀選手にビルズQBアレン、バイキングスQBダーノルドら
2024年10月04日(金) 12:549月にNFLのトップスターとして活躍したのは誰か? リーグは毎月、優れたパフォーマンスを見せた選手を表彰している。9月の最優秀選手は下記の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手
ジョシュ・アレン(QB/バッファロー・ビルズ
ビルズにとって、1人傑出して圧倒的な存在になっているのがアレンだ。空も陸もわがものとしたアレンは、インターセプトなしのタッチダウンパス7回を含む、トータルタッチダウン9回を記録。アレンはパス101回中70回成功(69.3%)、814ヤード、ランで106ヤード、タッチダウン2回という数字をマークした。ビルズはAFC東地区でトップに立っており、アレンがそこで中心的な役割を果たしているのは明らかだ。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手
サム・ダーノルド(QB/ミネソタ・バイキングス
ダーノルドのキャリアが、ミネソタ州で息を吹き返している。無敗のバイキングス(4勝0敗)を正しく導いたダーノルドは、NFLトップのタッチダウン11回をマーク。パス106回中73回成功(68.9%)、932ヤードという数字でバイキングスに驚きの好スタートをもたらしたダーノルドにとって、この4週間は個人的な視点からいっても素晴らしいものになっている。
AFCディフェンス部門月間最優秀選手
カイル・バンノイ(MLB/ボルティモア・レイブンズ)
ベテランラインバッカーのバイノイが、9月のレイブンズで絶好調の波に乗っている。タックル8回、タックルフォーロス7回、パスブレイクアップ1回をマークしたバンノイだが、最も目立つのはAFCトップのサック6回を記録している点だ。レイブンズの過去2試合で、バンノイはそれぞれ2回ずつサックを決めている。
NFCディフェンス部門月間最優秀選手
エイダン・ハッチンソン(DE/デトロイト・ライオンズ)
ライオンズのシーズン開幕からエッジで爆発力を見せたハッチンソン。モーターシティのモンスターであるハッチンソンは、4試合を通じてリーグトップのサック6.5回を記録した。さらにタックル16回、タックルフォーロス6回、ファンブルフォース4回という数字も残している。
AFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手
クリス・ボスウェル(K/ピッツバーグ・スティーラーズ)
3勝1敗でスタートしたスティーラーズにおいて欠かせない存在となっているボスウェルは、4試合で39ポイントをチームに届けている。これらのポイントのうち6点は、6回のポイントアフタータッチダウンを完ぺきに決めることで得られたものだ。残りは12回のフィールドゴールアテンプトの11回に成功することで獲得している。長距離からも巧みなパフォーマンスを見せたボスウェルは、50ヤード以上の試みで6回中5回に成功した。
NFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手
ブランドン・オーブリー(K/ダラス・カウボーイズ)
オーブリーが9月に驚異的な活躍を見せ、50ヤード以上のゴールをまるで子どもの遊びのように決めている。この1カ月でオーブリーは計43ポイントを稼いでおり、7回のエクストラポイントはすべて成功。フィールドゴールは13回中12回を成功させた。フィールドゴールに関して言えば、50ヤード以上が7回中6回成功であり、信じられないことに60ヤードと65(!)ヤードのゴールも決まっている。
オフェンス部門月間最優秀新人賞
ジェイデン・ダニエルズ(QB/ワシントン・コマンダース)
驚くほど正確なパスを投じつつ、地上戦でも大きな成果を残しているダニエルズが、リーグデビューからの1カ月で嵐を巻き起こした。2024年NFLドラフト全体2位指名選手であるダニエルズは、リーグトップのパス成功率82.1%をマークし、ラッシングタッチダウン4回は4位タイの成績となっている。コマンダースをNFC東地区暫定1位に導いたダニエルズは、4試合でパス106回中87回成功、897ヤード、タッチダウン3回に対し、インターセプトは1回に抑えた。また、ラッシングでも218ヤードをマークしている。
ディフェンス部門月間最優秀新人賞
ジャレッド・ヴァース(LB/ロサンゼルス・ラムズ)
2024年NFLドラエフト全体19位で指名されたヴァースが、表舞台で火を吹いた。ヴァースはチーム内トップであるQBプレッシャー16回、タックルフォーロス5回、ランスタッフ4回をマーク。ヴァースはラムズの即戦力として、対戦相手を大きくかき乱している。NFLでの最初の1カ月で、ヴァースはタックル19回、サック1回、ファンブルフォース1回という数字を残した。
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