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バッカニアーズ戦でファルコンズの5人の選手が65ヤード超を獲得、NFLタイ記録を達成

2024年10月04日(金) 23:25


アトランタ・ファルコンズのカダレル・ホッジス【AP Photo/John Bazemore】

アトランタ・ファルコンズがタンパベイ・バッカニアーズに36対30でスリリングな逆転勝利を収めたサーズデーナイトゲームで、クオーターバック(QB)カーク・カズンズが500ヤードの大台を超えたのは、チームの力だった。

シーズン第5週のこの試合で、ファルコンズの選手5人が65ヤード以上を獲得しており、1試合でのNFL最多記録に並んだ。5人全員がレシーブヤードでシーズンハイを記録している。

ワイドレシーバー(WR)ドレイク・ロンドン:154レシーブヤード、タッチダウン1回

WRダーネル・ムーニー:105ヤード、タッチダウン2回

タイトエンド(TE)カイル・ピッツ:88ヤード

WRカダレル・ホッジス:67ヤード

WRレイ・レイ・マクラウド:66ヤード

カズンズは合計509ヤードを投げて、タッチダウン4回、インターセプト1回で、パスヤードでファルコンズのフランチャイズ記録を作っている。この日のファルコンズレシーバー陣には勢いがあり、ロンドンとムーニーは失意のバッカニアーズセカンダリーを悠々とかわしていった。

ロンドンはバッカニアーズを相手にキャリアで2番目に多い154レシーブヤードを記録。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、スロットに入った際には(タッチダウン1回)、キャリアハイとなるレシーブ8回、117レシーブヤードを獲得したという。今シーズン、大柄なワイドアウトは新攻撃コーディネーター(OC)ザック・ロビンソンの下でスナップの31.6%でスロットに配置されていて、これはキャリアハイにあたる数字だ。

大きくドロップしてはいるものの、ムーニーはターゲット16回で試合を終えており、NGSによればそのうち13回はワイドに並んだ時で、キャリアハイでもあるとのこと。ムーニーはターゲット16回のうち9回をキャッチして、105ヤードとタッチダウン2回を達成。多くの成果はオフカバレッジの時だった(キャッチ86回、86ヤード、タッチダウン2回)。

最も意外なヒーローだったのがホッジスだ。

スペシャルチームの1員で、アトランタに落ち着くまでNFLを放浪したプロ7年目のホッジスは、最初の4週間でオフェンシブスナップを6回プレーしただけだった。サーズデーナイトでは13回プレーしている。最後のものはロンドンがケガによって退場を強いられた後にやってきた。29歳のホッジスはチャンスを生かして、キャリアに輝く瞬間を築いた。

「カバレッジの後ろになり、グリーンで駆け出した」と『Atlanta Journal-Constitution(アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション)』にホッジスは話している。「今は捕まるわけにいかない。そんなことをすれば、みんなに怒られると思ったんだ。ああ、俺は点を挙げた。今はまだ非現実的な感じがする。自分でも信じられないよ、正直なところ」

この得点によってファルコンズは3勝2敗となり、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区でバッカニアーズと並ぶトップに立った。ニューオーリンズ・セインツとバッカニアーズ相手にスリリングな連勝を飾り、ファルコンズはディビジョン内で優位に立っている。

「南地区で逃げ切りたいと思っている。これで2つ倒した」とチーム公式サイトでロンドンは話した。「今週はしっかり休んで、次のカロライナでまた戦う」

【M】