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RBスティーブンソンはドルフィンズ戦で先発しないとペイトリオッツHCメイヨ

2024年10月06日(日) 10:23


ニューイングランド・ペイトリオッツのラモンドレ・スティーブンソン【AP Photo/Jeff Dean】

4週間を通して全試合でファンブルを喫しているニューイングランド・ペイトリオッツのランニングバック(RB)ラモンドレ・スティーブンソンが、現地6日(日)に行われるマイアミ・ドルフィンズ戦で先発メンバーから外されることになった。

ヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨは毎週金曜日に配信される『Patriots All Access(ペイトリオッツ・オール・アクセス)』の最新エピソードで「ラモンドレと話し合った。率直に言うと、彼は今週先発しない」と述べている。

「とても正直に、そして率直に話そうと思っているが、彼は試合に出るし、今後、ボールを守る必要があることも理解している。今のところ、それはメンタリティと意識の問題だ。技術的なことについてはあまりやる必要はないが、ボールを落とす可能性を示した瞬間から毎週、相手のターゲットになることを知っておくことが重要だ」

ペイトリオッツはスティーブンソンが喫した4回のファンブルのうち2回でポゼッションを失った。それはいずれも直近の2試合で発生し、結果として相手に得点を許している。シーズン第1週と第2週のファンブルはリカバーされたものの、ファンブルを喫する傾向が明らかだったため、メイヨは週の初めに検討していた決断を下すことになった。

スティーブンソンは今シーズンが厳しい滑り出しとなっていることを認めている。

先週水曜日、スティーブンソンは『ESPN』のマイク・レイスに「俺は自分にものすごく厳しい」と語った。

「自分自身に対して誰よりも失望している。とてもシンプルなことだ。ただボールをしっかり持って、毎回ボールを確保するというメンタリティを持たないと。それが自分の仕事なのに、うまくできていない」

今オフシーズンに4年3,600万ドル(約53億5,410万円)の契約延長を実現させたスティーブンソンは、この3シーズンにわたってペイトリオッツで比較的一貫した武器として活躍してきた。スティーブンソンは7試合しか先発していないにもかかわらず、1,040ヤード(キャリー平均5.0ヤード)を獲得するなど、飛躍を遂げた2022年シーズンを経て先発の座を勝ち取っている。それ以前に、ペイトリオッツのランニングバックで1,000ヤード超えを達成したのはルギャレット・ブラント(2016年)が最後だった。

2024年、スティーブンソンはキャリー65回で267ヤード(平均4.1ヤード)、タッチダウン2回を記録している。

スティーブンソンがベンチに下げられれば、RBアントニオ・ギブソンがより多くボールに触れる機会を得るだろう。ベテランのギブソンは今季、キャリー29回で155ヤード(平均5.3ヤード)を記録しているだけではなく、レシーブ7回で82ヤードも獲得している。最も重要なのは、ギブソンが36回のタッチで一度もファンブルしていないことだ。

3連敗中のペイトリオッツ(1勝3敗)は同じく3連敗を食い止めようとしているドルフィンズ(1勝3敗)と対戦する。オフェンス面で苦戦しているチーム同士の対決においては、ボールを守ることが極めて重要になるだろう。メイヨHCはこれまでの流れを変えるだけではなく、そのメッセージがチームに伝わることを期待しながら体制を変更しようとしている。

【RA】