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ライオンズDEハッチンソンが脛骨骨折でカウボーイズ戦を途中離脱

2024年10月14日(月) 08:17


デトロイト・ライオンズのエイダン・ハッチンソン【AP Photo/Gareth Patterson】

現地13日(日)、デトロイト・ライオンズのディフェンシブエンド(DE)エイダン・ハッチンソンがダラス・カウボーイズ戦の第3クオーターに脛骨(けいこつ)を骨折し、カートに乗せられてフィールドを後にした。

ハッチンソンはカウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットにサックした際に負傷。プレスコットを捕らえた瞬間、ハッチンソンの左脚が同じくプレスコットを追いかけていたチームメイトのディフェンシブタックル(DT)エイム・マクニールにぶつかってしまった。

試合後、ヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルはハッチンソンが脛骨を負傷し、検査のためにテキサスに残ると発表。

ハッチンソンのケガの深刻さについて「もちろん、しばらくの間は離脱することになるだろう」とキャンベルHCは述べている。

キャリア3年目のハッチンソンは痛みに顔をゆがめながら芝生に倒れ込み、ライオンズの医療スタッフから手当を受けた。ハッチンソンは脚をエアキャストで固定された後、両チームの選手たちのサポートを受けながらカートでフィールドから運び出されている。退場後、ハッチンソンはすぐに試合から除外された。

ハッチンソンが退場した時点で、ライオンズはカウボーイズに34対6でリードしていた。

最終的に47対9で勝利したライオンズは、バイウイーク後の成績を4勝1敗としたが、チームのトップディフェンダーを深刻だと見られるケガで失ったことを踏まえ、大差での勝利を祝うムードは控えめなものとなっている。

シーズン第6週を迎えるにあたり、サック数(6.5回)でリーグトップにつけていたハッチンソンは、ライオンズのエネルギッシュなディフェンスの中心的存在だ。2021年にリーグ入りして以来、ドラフト全体2位指名を受けたハッチンソンは39試合に出場してサック28.5回を記録し、ゲームを破壊する存在として活躍してきた。

今季、これまで以上に順調な滑り出しを見せていた24歳のハッチンソンは、シーズン第2週に行われたタンパベイ・バッカニアーズ戦で4.5回のサックを記録し、サック数でリーグをけん引している。

ライオンズはシーズン第7週に敵地で無敗のミネソタ・バイキングスとのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区対決に臨む予定だ。

【RA】