膝の手術から復活に向けて調整中のシアトル・シーホークスのディフェンシブエンド（DE）マイケル・べネットが今週のサンデーナイトに行われるニューイングランド・ペイトリオッツ戦に出場することはないだろう。

ペイトリオッツのクオーターバック（QB）トム・ブレイディはベネット不在に胸を撫でおろす。

ブレイディは『FieldGulls.com』に対して「もしマイケルがリーグナンバーワンの守備選手でないと言うなら、他に思い浮かぶ名前はない。彼が守備でトップに君臨しているんだ。ベネット家にNFLの良い血が流れていることは知っている」と称賛のコメントを残した。

タイトエンド（TE）としてペイトリオッツに所属しているマーテラス・ベネットはシーホークスDEベネットの兄弟だ。相手守備陣を粉砕するTEロブ・グロンコウスキーと共に、マーテラスは得意のパスキャッチでチームに貢献している。

2012年以降で「37.5サックをマークしているマイケル・ベネットはプロボウルへの選出がわずか1度のみにもかかわらず、リーグで最も優秀な守備選手として存在感を発揮。フィールドでの彼のプレーを見れば、タンパベイ・バッカニアーズから放出されて以降、QB泣かせのDEとしてめきめきと頭角を現したベネットのプロボウラー選出がもっと早い段階で行われるべきだったのではないかと思わされる。

たとえベネット不在のシーホークスであっても、ブレイディはDEクリフ・エブリルやDEフランク・クラークといった粒ぞろいのシーホークス守備陣を相手にしなくてはならない。

今週日曜夜に開催されるシーホークス対ペイトリオッツ戦が今年一番の盛り上がりを見せることは間違いないだろう。