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【2016年第10週】テキサンズが今季アウェー初勝利をマーク

2016年11月14日(月) 09:16

ヒューストン・テキサンズのスティーブン・アンダーソン【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

現地13日(日)、ジャクソンビル・ジャガーズの本拠地エバーバンク・フィールドに乗り込んだヒューストン・テキサンズはクオーターバック(QB)ブロック・オズワイラーが2タッチダウンパスを投げたほか、コーナーバック(CB)カリーム・ジャクソンがインターセプトから42ヤードのタッチダウンランを走るなどの活躍を見せ、24対21で勝利した。ジャガーズはまたもホームで黒星を喫している。

開始早々、ジャガーズはQBブレイク・ボートルスがワイドレシーバー(WR)アレン・ハーンズを狙って投げたパスを敵陣CBジャクソンにインターセプトされ、42ヤードを走られた上にタッチダウンも許してしまう。それでも、続く攻撃ではテンポ良くテキサンズ陣地に前進し、最後はボートルスがタイトエンド(TE)ジュリアス・トーマスに5ヤードのタッチダウンパスをつないで同点に追いついた。しかし、それもつかの間、第1クオーター残り24秒でテキサンズがさらにタッチダウンを挙げてジャガーズを引き離す。第2クオーターはジャガーズがフィールドゴールで点差を縮めただけで、テキサンズは無得点。14対10のテキサンズリードで前半を折り返した。

後半に入ると、テキサンズがうまくリズムに乗れぬ中、ジャガーズも敵陣深くへと攻め込むものの、得点には結び付けられず。ジャガーズはパンター(P)ブラッド・ノートマンの放ったボールをテキサンズRBタイラー・アービンにリターンされ、自陣エンドゾーン7ヤードまで戻されてしまう。この好機をテキサンズが逃すはずもなく、オズワイラーがTEスティーブン・アンダーソンに7ヤードのパスをきっちりと通してタッチダウン。テキサンズがリードを11点に広げた。

第4クオーターはジャガーズのフィールドゴールで幕を開け、テキサンズが次の攻撃でフィールドゴールを決めて3点を返した後は守備陣の奮闘もあってオフェンス陣が攻撃のリズムをつかめなかったが、試合時間残り2分25秒にボートルスが14ヤードのタッチダウンパスを通し、2ポイントコンバージョンも成功させてジャガーズが3点差に追い上げる。しかしながら、反撃もそこまで。試合は24対21で決した。

テキサンズQBオズワイラーはパス27回中14回、99ヤード、2タッチダウンをマーク。バイウイークだった第9週までの5勝はすべてホームで記録し、アウェーで挑んだ3試合はいずれも黒星を喫していたテキサンズ。今回のジャガーズ戦ではオフェンスとディフェンス双方でスコアを挙げ、スペシャルチームの得点につなげるチームプレーで今シーズンのロード初勝利をマークしている。

一方、ジャガーズはこれで4連敗。ホーム戦での勝ち星はいまだゼロだ。QBボートルスは49回中32回のパスを成功させて265ヤード、2タッチダウン、1インターセプトだった。