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【2016年第10週】第2Q20失点もレッドスキンズが逆転勝ち、バイキングスは4連敗

2016年11月14日(月) 10:40


ワシントン・レッドスキンズのクリス・トンプソン【AP Photo/Mark Tenally】

ワシントン・レッドスキンズは現地13日(日)、ホームのフェデックス・フィールドにミネソタ・バイキングスを迎えて第10週の一戦に挑んだ。レッドスキンズはクオーターバック(QB)カーク・カズンズが2回のタッチダウンパスを投げたほか、ディフェンシブエンド(DE)プレストン・スミスは2度のサックと試合の流れを変えるインターセプトを決めた後半はバイキングスを無得点に抑えて26対20で白星を飾った。レッドスキンズにとっては約1カ月ぶりの勝利だ。

第1クオーター、レッドスキンズは最初の攻撃でリズムに乗って敵陣に進入し、カズンズからワイドレシーバー(WR)ジェイミソン・クラウダーに4ヤードのパスが通ってタッチダウン。先制点を挙げた。

第2クオーターが始まってすぐにもタッチダウンを決めて14対0としたレッドスキンズだったが、ここから前半終了までに20連続失点を喫する。まずはランニングバック(RB)マット・アシアタが1ヤードを押し込んでタッチダウン。さらに次の攻撃でQBサム・ブラッドフォードがタイトエンド(TE)カイル・ルドルフに20ヤードのタッチダウンパスを通すと、エキストラポイントも確実に拾う。そして、レッドスキンズRBクリス・トンプソンがファンブルしたボールをディフェンシブエンド(DE)エバーソン・グリフェンがリカバー。最後はブラッドフォードから3ヤードパスを受け取ったWRアダム・シーレンがタッチダウン。エキストラポイントは成功しなかったが、このチャンスも得点につなげたバイキングスが一挙20点を手に入れた。

ただ、後半のバイキングス攻撃陣は沈黙してしまい、スコアボードには0が並ぶ。第3クオーターにはレッドスキンズがフィールドゴール2回で同点に追いつき、最後のクオーターでもフィールドゴールで合計6点を追加。レッドスキンズが後半に挙げた得点はすべてキッカー(K)ダスティン・ホプキンスによるものだ。ホプキンスは50ヤードのキックを含む4回のフィールドゴールを決めている。バイキングスは1タッチダウンで逆転の可能性があったものの、最後はブラッドフォードがスミスにサックされて試合終了。バイキングスは4連敗を喫した。

レッドスキンズQBカズンズはパス33回中22回成功、262ヤードをマーク。タイトエンド(TE)バーノン・デービス、ワイドレシーバー(WR)ジェイミソン・クラウダーにつなぐタッチダウンパスを決めている。

バイキングスQBブラッドフォードは39回中31回のパスを成功させて307ヤード、2タッチダウンを記録するも、試合残り5分44秒でスミスのサックを受けたのが痛かった。