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【2016年第10週】ゴール前でシーホークス守備陣が堅守、ペイトリオッツ2敗目を喫する

2016年11月14日(月) 15:27

シアトル・シーホークスのダグ・ボールドウィン【AP Photo/Steven Senne】

現地13日(日)、サンデーナイトフットボールはニューイングランド・ペイトリオッツがシアトル・シーホークスをホームに迎え、第49回スーパーボウルの再現となった。両者とも後に引かぬ試合は、逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームとなり、最後はシーホークス守備陣がペイトリオッツの同点タッチダウンを瀬戸際でかわし、31対24で逃げ切った。

試合開始後のドライブでペイトリオッツは順調にヤードを進め、最後はランニングバック(RB)レギャレット・ブラントがタッチダウンして先制する。シーホークスも2度のフィールドゴールで応戦し、第2クオーターに入ると、ワイドレシーバー(WR)ダグ・ボールドウィンへのパスで逆転している。エキストラポイントはブロックされ、得点は12対7に。次のドライブでもコーナーバック(CB)デショーン・シードがクオーターバック(QB)トム・ブレイディの深いボールをインターセプト。しかし、ペイトリオッツもRBブラントがゴール前1ヤードからこの試合2目のタッチダウンを決め、14対12とひっくり返す。前半終了間際には、QBラッセル・ウィルソンがWRボールドウィンへ18ヤードパスを通してまた逆転。シーホークス19、ペイトリオッツ14で折り返した。

第3クオーターではペイトリオッツが第3ダウンを3回コンバートした後、RBブラントが13ヤードランで3つ目のタッチダウン。シーホークスはWRポール・リチャードソンへの39ヤードパスで大きく前進し、フィールドゴールで得点を返す。

第4クオーターではペイトリオッツが第3ダウン25ヤードをWRジュリアン・エデルマンへのパスでコンバートした後、フィールドゴールに成功し、試合は引き続きシーソーゲームの様相を呈す。2点を追うシーホークスは次の攻撃でゴール前1ヤードまで進むが、タッチダウンを奪うことができず、フィールドゴールで追加点を得た。1点を追うペイトリオッツはキックリターンで敵陣43ヤード地点から攻撃を始めるも、WRエデルマンがファンブル。シーホークスはそれをWRボールドウィンが3回目のタッチダウンで返す。2ポイントコンバージョンは失敗したものの、31対24とリードし、ペイトリオッツの攻撃へ。果敢に攻めるペイトリオッツは残り11秒でゴール前1ヤード、第4ダウンまで詰め寄ったが、最後のパスを決めることができず苦杯を喫した。

ペイトリオッツQBトム・ブレイディはパス32回中23回成功、316ヤード、今季初の1インターセプト。RBレギャレット・ブラントは69ヤード、3タッチダウン。タイトエンド(TE)マーテラス・ベネットは102ヤードを記録している。

シーホークスQBラッセル・ウィルソンはパス37回中25回成功、348ヤード、3タッチダウン。WRダグ・ボールドウィンは59ヤード、3タッチダウン。

互角の戦いだったが、ペイトリオッツは2つのターンオーバーが結果に響いた。ペイトリオッツはこれで7勝2敗、シーホークスは6勝2敗1分だ。