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パッカーズQBラブは日々の経過観察、シーズン第9週出場の可能性も

2024年10月29日(火) 09:39


グリーンベイ・パッカーズのジョーダン・ラブ【Logan Bowles via AP】

現地28日(月)に行われたMRI検査の結果を受け、グリーンベイ・パッカーズがクオーターバック(QB)ジョーダン・ラブに関する朗報を受け取った。

検査の結果、ラブが負ったのは鼠径部の張りであることが判明し、今後は日々の観察が行われることになると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えている。

ペリセロはさらに、ラブがシーズン第9週に敵地で行われるデトロイト・ライオンズ戦に出場する可能性もあるとつけ加えた。

ラブはジャクソンビル・ジャガーズに勝利した試合の第3クオーター序盤に鼠径部を負傷。フィールドを離れたラブは、後に試合から除外された。ラブはこの時点までに、今季に2戦を膝の捻挫で欠場しており、この試合の大部分で同じ左足をかばっているように見えていた。

試合を離脱するまでに、ラブはパス22回中14回成功、196ヤード、インターセプト1回をマーク。バックアップのマリク・ウィリスが13対10で劣勢になっているところで代役に立ち、パッカーズを30対27での勝利に導いた。

パッカーズのヘッドコーチ(HC)であるマット・ラフルアーは勝利後、フランチャイズクオーターバックであるラブについては“かなりの懸念”があると語っていたものの、同じ日のうちに、チーム内にはラブが長期的な負傷を避けられたのではないかという希望的観測があるとペリセロが報じていた。

その楽観的な見方が真実であることが、月曜日に行われたMRI検査で分かった。次の日曜日に実施されるNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区の重要な決戦に向け、ラブがどれだけの準備を行えるのかはこれからの判断になるものの、パッカーズはひとまず安堵のため息をついている。

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