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ペイトリオッツが2026年6巡目指名権と引き換えにOLBウチェをチーフスにトレード

2024年10月29日(火) 11:04


ニューイングランド・ペイトリオッツのジョシュ・ウチェ【Winslow Townson/AP Images for Panini】

カンザスシティはまだ動き続けている。

カンザスシティ・チーフスがニューイングランド・ペイトリオッツに2026年ドラフトの6巡目指名権を送り、パスラッシャーのジョシュ・ウチェを獲得したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地28日(月)に情報筋の話として伝えた。後に、ペイトリオッツもこの動きを認めている。

ウチェは日曜日にペイトリオッツがニューヨーク・ジェッツを下した試合で、健康状態に問題がないながらもプレーしない状態となっており、その光景がトレードの可能性を示唆していた。

2020年ドラフトの2巡目で指名されたウチェは、ペイトリオッツで過ごした4年と少しの間を通じて、ローテンションでのエッジラッシャーとしての役割を担ってきた。キャリアを通して、先発は4試合のみ。2022年にはサック11.5回のシーズンを送ってブレイクしたが、それも長く続かなかった。ウチェは2023年に合わせてクオーターバック(QB)テイクダウン3回にとどまり、2024年は7試合でQBテイクダウン2回だった。

3月にはどのチームと契約を交わすチャンスもあったが、1年契約でペイトリオッツへ戻った。しかし、開幕から8週で、ペイトリオッツは少ない見返りと引き換えにウチェを手放している。

チーフスのジェネラルマネジャー(GM)であるブレット・ヴィーチにとって、将来のドラフト下位指名権と引き換えに可能性を秘めた選手を獲得するのは、見事な動きだったと言える。ディフェンシブエンド(DE)マイケル・ダナが負傷と戦う中、チーフスはエッジに戦力を必要としていた。ウチェを加えたことで、守備コーディネーター(DC)スティーブ・スパグニョーロにはジョージ・カーラフティスとフェリックス・アヌディケ・ウゾマと共にローテーションに入る選手が増えている。

今季のNFLで唯一無敗のチームが、月曜日に戦力を増した。しかも、それほどコストをかけずのことだった。

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