ベンガルズ対カウボーイズの試合が『ザ・シンプソンズ・ファンデー・フットボール』として放送
2024年10月29日(火) 14:30『ESPN』、『Disney(ディズニー)』、『The Simpsons(ザ・シンプソンズ)』、そしてナショナルフットボールリーグ(NFL)の協力により、『The Simpsons Funday Football(ザ・シンプソンズ・ファンデー・フットボール)』が現地12月9日(月)にライブ配信されることになった。ソニーの“Beyond Sports Technology(ビヨンド・スポーツ・テクノロジー)”を駆使したこの番組では、マンデーナイトフットボールがリアルタイムでシンプソンズのアニメーションに変換される。シンシナティ・ベンガルズとダラス・カウボーイズが対戦するこのマンデーナイトの試合を、ファンはスプリングフィールドにあるアトムズ・スタジアムで完全没入型の観戦体験として楽しむことができる。
『ザ・シンプソンズ・ファンデー・フットボール』は『ディズニー+』と『ESPN+』で視聴可能。通常のマンデーナイトフットボールの放送は『ESPN』、『ABC』、『ESPN Deportes(ESPNデポルテス)』で放送され、『Monday Night Football with Peyton and Eli(マンデーナイトフットボール・ウィズ・ペイトン・アンド・イーライ)』は『ESPN2』で放送される。『ESPN+』では通常の番組と『ペイトン・アンド・イーライ』の両方を視聴することができ、『ESPN』のアプリではそれぞれ異なる形で提供される。すべての放送は東部時間20時にスタート。
海外向けには、この特別放送が145を超える市場でライブまたはリプレイ配信され、ラテンアメリカ全域(メキシコとブラジルを含む)、カリブ海地域、オーストラリア、ニュージーランド、オランダ、サハラ以南のアフリカ、カナダ(『TSN』)などで視聴可能となる。さらに、放送終了12時間後には『Video on Demand(ビデオ・オン・デマンド)』で視聴することができる。
シンプソンズの伝説的なクリエイターたちは『ESPN』とNFLと協力し、750話以上続くゴールデンタイムの最長シリーズが誇るビジュアル、サウンド、演出を忠実に再現している。
なお、『ESPN』と『ディズニー』、NFLによるこの『ファンデー・フットボール』の放送は2年連続の試みとなる。
最新技術で実現する『ザ・シンプソンズ・ファンデー・フットボール』:ベンガルズ対カウボーイズの全プレーを再現
この特別なプライムタイムマッチでは、ベンガルズとカウボーイズの全選手がモーション対応のアニメキャラクターとして登場する。NFLの『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によるトラッキング技術とソニーのビヨンド・スポーツ、および“Hawk-Eye Innovations(ホークアイ・イノベーションズ)”の光学式トラッキング技術を組み合わせ、AT&Tスタジアムで行われる試合のスナップ、ラン、パス、得点など、すべてのプレーをシンプソンズの世界を通してリアルタイムに楽しむことができる。
ソニーのビヨンド・スポーツは2つのソースを組み合わせてデータを解析、検証、強化し、リアルタイムで3D環境に変換して任意のプラットフォームにストリーミングすることを可能にする。一方、ホークアイ・イノベーションズの光学式トラッキング技術により、細かい手足の動きや仕草を含む、ダイナミックな選手やキャラクターの動きが表現される。
バートとベンガルズ、ホーマーとカウボーイズがシンプソンズのキャラクターとユーモアを盛り上げる
スプリングフィールドのアトムズ・スタジアムを舞台に、『ザ・シンプソンズ・ファンデー・フットボール』は家族全員で楽しめる内容となる。バート・シンプソンはクオーターバック(QB)ジョー・バロウとともにベンガルズ側に、ホーマーはQBダック・プレスコットとともにカウボーイズ側につく。試合のほとんどでバートとホーマーはベンガルズとカウボーイズのチームメイトにプレーを任せるが、この父と息子の名コンビがずっとベンチに座っているわけではない。それぞれがオフェンスとディフェンスの要所を見極めて選手と交代し、フィールドに立つ他の10人のチームメイトに加わることになる。
プレーの傍ら、マージとリサが試合中に選手にインタビューし、マギーはSkyCam(スカイカム)を操作。人気キャラクターや番組の小ネタが登場し、マンデーナイトフットボールがザ・シンプソンズ1色となる。
数々のシンプソンズキャラ:番組のアイコニックなキャタクターたちが多数登場。各キャラクターが、よく知られた個性を発揮する。
陣営分け:ホーマーとバートが試合を通じ、それぞれのサイドラインに加わるサポーターを募る。リサ、クラスティー、ネルソン、ミルハウスとラルフがバート(ベンガルズ)側、カール、バーニー、レニー、モーはホーマー(カウボーイズ)側につく。
ザ・シンプソンズの特別描き下ろし:試合の生中継以外で、シンプソンズのプロデューサーらがオリジナルコンテンツを描き下ろし、これらが試合前、試合中、試合後に披露される予定だ。
ザ・シンプソンズの楽曲:不朽のテーマソングやお馴染みのジングルが番組中に使用される。
ザ・シンプソンズとESPN:スティーブン・A・スミスやペイトンおよびイーライ・マニングがアニメになったパートなどが放送される。制作するのはザ・シンプソンズのクリエイターたちだ・
ベンガルズとカウボーイズの選手たち:両チームの選手たちが、収録済みのパートに登場。その中ではシンプソンズのキャラクターたちとのやりとりも含まれる。
ザ・シンプソンズ・ファンデー・フットボールには独自のアニメ化されたコメンテーターも出演する。シンプソンズファンで知られるESPNのミナ・カイムズとダン・オルロフスキーが戦略についてディスカッションし、ドリュー・カーターがゲームアクションを実況する。カイムズとオルロフスキー、カーターはシンプソンズ風のアニメになり、“ESPN Edge Innovation Partner(ESPNエッジ・イノベーション・パートナー)”である『Meta Quest Pro(メタ・クエスト・プロ)』のヘッドセットをつけ、VRテクノロジーと『Sony(ソニー)』の“Beyond Sports’ Virtual Commentator Technology(ビヨンド・スポーツ・バーチャル・コメンテーター・テクノロジー)”を活用してスプリングフィールドの戦いの模様を届ける。
ESPNが初めて行ったファンデー・フットボールは、数々のスポーツエミー賞を受賞し、Disney+の視聴者数記録も残している。
第2回のファンデー・フットボールに先立ち、2023年10月にはESPNのトイ・ストーリー・ファンデー・フットボールが実施された。この試みはDisney、ESPN、NFLによって提供され、NFLの『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)、Sonyの『Beyond Sports’ Technology(ビヨンド・スポーツ・テクノロジー)』、『Hawk-Eye Innovation(ホーク・アイ・イノベーション)』の骨格データが使われている。NFLで初めてのこの試みは3つのスポーツエミー賞――優秀プロダクションデザイン賞、ジョージ・ウェンゼル技術功労賞、優秀グラフィックデザイン賞――を受賞。また、さらに4つのUSフェスティバル賞を受けている。このクリエイティブな試みはESPNが行った初の完全アニメ化NFL中継であり、これまでにDisney+が届けてきた中で最も大規模なライブイベント(同時視聴者数のピークに基づく)になった。
マンデーナイトフットボールの従来通りの中継は、ジョー・バック、トロイ・エイクマン、リサ・ソルターズが担当する。
【R/A】