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49ersのCBウォード、1歳の娘が死去

2024年10月30日(水) 13:04


サンフランシスコ・49ersのシャーバリウス・ウォード【Terrell Lloyd via AP Images】

サンフランシスコ・49ersのコーナーバック(CB)シャーバリウス・ウォードの1歳の娘が、生まれつきの心臓の病と闘い続けた末に息を引き取った。

ウォードは『Instagram(インスタグラム)』で娘のアマニ・ジョイが月曜日の朝に亡くなったことを報告した。

「娘は私たちにとって最高の宝物であり、その明るい性格で私たちをいつも笑顔にしてくれた」とウォードはつづっている。

「娘は忍耐や信頼、そしてポジティブな姿勢を保つことを私たちに教えてくれ、真の強さと勇敢さを見せてくれた。幼いながらも逆境に立ち向かい、いつもご機嫌で、その笑顔は周りを明るく照らしてくれた。娘の親として、彼女の目を通して世界を見ることができたおかげで、私たちは成長することができた。娘は永遠にパパの親友であり、ママの愛しい娘だ。アマニ・ジョイ、あなたを永遠に愛し、思い続ける」

アマニ・ジョイ・ウォードはダウン症を持って早産で生まれ、2023年4月に心臓の開胸手術を受けていた。

49ersは声明で彼女の死に「深い悲しみ」を表明した。

「シャーバリウスとモニークに、心からのお悔やみを申し上げる」

「49ersのファミリーはシャーバリウス・ウォードの愛娘である1歳のアマニ・ジョイちゃんの突然の訃報に深い悲しみに包まれている。アマニちゃんは幸福の象徴で、その愛らしい性格とみんなを笑顔にする笑い声で多くの喜びを届けてくれ。われわれはシャーバリウスとモニークの悲しみに寄り添い、この想像を絶する困難な時期に彼らへ愛と支えを送り続ける」

49ersは今週バイウィークを迎えている。

28歳のウォードは2022年に49ersと契約して以来、全41試合に先発出場しており、昨シーズンはオールプロのセカンドチームにも選ばれた。現地27日(日)に行われたダラス・カウボーイズとの試合でも、ディフェンスのスナップ全体のうち4スナップを除くすべてに参加している。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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