49ersのCBレノアーが5年142億円で契約延長に合意
2024年11月13日(水) 13:30サンフランシスコ・49ersの重要な戦力へと成長した守備選手の1人が、自分の居場所を確かなものとし、それに見合った報酬を受け取ることになった。
コーナーバック(CB)ディオモドアー・レノアーとチームが、5年9,200万ドル(約142億4,510万円)で契約を延長することに合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地12日(火)に伝えている。
第一報を伝えたのは『ESPN』だった。
2021年NFLドラフトの5巡目で指名されたレノアーは、49ersの先発ラインアップに不可欠な存在であり、今や高く評価されるコーナーバックとなっている。
パスカバレージに秀でた力を持つレノアーは、49ersが守備でリーグ12位につける要因の一つと言える。
新人契約の最終年でベースサラリーが311万ドル(約4億8,165万円)だったレノアーだが、今後の年平均額は1,840万ドル(約28億4,867万円)となり、これはシカゴ・ベアーズのジェイロン・ジョンソンに次ぐリーグ12位の数字にあたる。12位とは言え、このポジションにおける高給取りの選手の1人であることは確かで、年平均1,480万ドル(約22億9,132万円)を受け取るデトロイト・ライオンズのカールトン・デイビスを明らかに上回っている。
ルーキー時代のレノアーは2回の先発を含む13試合に出場したものの、2022年のNFL2年目からはすべての49ersの試合に登場し、最大43試合中、39試合に先発。昨年はキャリアベストの1年となり、タックル84回、パスブレイクアップ10回、インターセプト3回を数えた。また、49ersが敗れた第58回スーパーボウルでは、タックル8回、ファンブルフォース1回をマーク。
25歳のレノアーは今季に9試合に先発して、タックル53回、パスブレイクアップ6回、インターセプト2回を記録している。
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