レイダースQBミンシューが鎖骨骨折、シーズン終了へ
2024年11月25日(月) 11:42ラスベガスに敗北とケガが積み重なっている。
ラスベガス・レイダースのクオーターバック(QB)ガードナー・ミンシューが現地24日(日)にデンバー・ブロンコスに29対19で敗れた試合で鎖骨を骨折し、今季の残る試合を欠場する見込みだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが、情報筋の話として伝えている。
ヘッドコーチ(HC)のアントニオ・ピアースは試合後の記者会見の場で、ミンシューの負傷が深刻なものであることを示唆した。
「左肩については、詳しいことはこれからだが、良くなさそうだ」とピアースHCは報道陣に話している。
ミンシューは第4クオーターの終盤に、ラインバッカー(LB)コーディ・バートンとジョナサン・クーパーにサックされ、バートンの体重による衝撃を受けながら左肩から倒れた際に負傷。
ミンシューが離脱した時点で、レイダースが26対19でブロンコスを追う形だった。ベテランクオーターバックであるミンシューは、パス42回中25回成功、230パスヤード、タッチダウン1回、インターセプト1回を記録してこの日を終えている。
ミンシューに代わってバックアップQBのデズモンド・リッダーが出場するも、2回目のスナップでボールをファンブルによって失った。その次のポゼッションでは、リッダーがチームをレッドゾーンまで導いたものの、この試合の最後のプレーでリッダーがサックされて終了時間となり、ポイントにはつながっていない。
レイダースの先発QBとして2024年シーズンをスタートしたミンシューだったが、開幕から2勝3敗となったことで、シーズン第6週にはエイダン・オコンネルに仕事を奪われていた。その翌週に実施されたロサンゼルス・ラムズ戦でオコンネルが親指を骨折したことから、ミンシューが当初の役割を取り戻したものの、ラスベガスの抱える問題を解消するには至っていない。
日曜日に10点差でブロンコスに敗北したことで、レイダースは7連敗を喫した。
シーズン第13週に向けてはリッダーが控えている様子である一方、親指の骨折で4週間から6週間の離脱が予測されていたリッダーは、今週から故障者リザーブを脱することができる。とは言え、レイダースがブラックフライデーにカンザスシティ・チーフスと対戦するため、復帰するとしても通常よりも2日早く、それを成し遂げなければならない。
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