イーグルスDEブランドン・グラハムが上腕三頭筋断裂でシーズン終了
2024年11月25日(月) 16:35フィラデルフィア・イーグルスのディフェンシブエンド(DE)であるブランドン・グラハムにとって、現地24日(日)にプレーした試合がキャリア最後の試合になるかもしれない。ともあれ、これがシーズンラストの試合だったことは確かだ。
イーグルスが37対20でロサンゼルス・ラムズを下した試合の後、グラハムは報道陣に、上腕三頭筋を断裂し、2024年の残る試合は欠場することになると語った。
『NBC Philly(NBCフィリー)』のアシュリン・サリバンによれば、36歳のグラハムは「ここで終わっちまうとしても、俺は全力を尽くした」と話したという。
三頭筋の腱炎を抱えていたというグラハムは、肘の部分に接触があったと説明。
現在のイーグルスでロースターにいる期間が最も長いグラハムは、去るオフシーズンに1年契約を結んでこのチームでの15年目を迎えた。グラハムは以前に、これがNFLで最後の年になるとの考えを示していたものの、イーグルスの成功を受け、それを再考するとも述べていた。
イーグルスの成功は日曜日にも続いた。ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーの活躍もあり、イーグルスはラムズを下して9勝2敗となった。
これからのシーズンがどういったものであれ、イーグルスは残念なことにグラハムなしで進んでいかなければならない。
負傷で離脱するまで、グラハムは日曜日に輝かしいパフォーマンスを見せていた。タックル2回、サック2回、タックルフォーロス2回、QBヒット3回、パスブレイクアップ1回がその記録となっている。
こういった数字がグラハムのキャリアラストゲームの記録になるかは今後次第だが、仮にそうだとすれば、グラハムはキャリア通算サック76.5回をマークして引退することになる。これはイーグルスで歴代3位の成績だ。そこに含まれていない記録として、グラハムが第52回スーパーボウルで決めたサックは、イーグルスがニューイングランド・ペイトリオッツを下して、初めてにしてこれまでで唯一のロンバルディトロフィーを獲得するのを助けている。
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