ペイトリオッツSペッパーズが除外リストを外れ、練習と試合出場が可能に
2024年11月26日(火) 09:16現地25日(月)、NFLがニューイングランド・ペイトリオッツのセーフティ(S)ジャブリル・ペッパーズをコミッショナーの除外リストから外し、練習への参加と試合出場を可能にした。
ペッパーズはガールフレンドの頭部を壁に押し付け、首を絞めた容疑で逮捕・起訴されたことを受け、10月9日に除外リストに登録された後、7試合を欠場している。リーグは現在も調査を続けているとした上で、ペッパーズのロースター状況の変更による影響はないと述べた。
マサチューセッツ州ブレーンツリー警察によると、10月7日に2人の間で口論があったとの通報を受け、女性からペッパーズに首を絞められたと聞かされたという。また、警察はその家で白い粉が入った透明なビニール袋を発見し、後にコカインの陽性反応が出たと明かしている。
29歳のペッパーズはクインシー地方裁判所で、危険な武器を使用した脅迫および暴行、ならびにコカインと思われるクラス“B”薬物所持の容疑について無罪を主張。先週の裁判では、1月22日(水)に裁判の日程が設定された。
ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨはペッパーズの逮捕後に「いかなる家庭内暴力もわれわれにとって許されるものではない」と述べ、「その上で、ジャブリルは法的手続きを経る必要があり、そのプロセスが進む中で今後の展開を見守っていくつもりだ」と続けていた。
クリーブランド・ブラウンズから2017年ドラフトの1巡目で指名されたペッパーズは、そこで2シーズンを過ごした後、ニューヨーク・ジャイアンツに3シーズンにわたって在籍し、2022年にペイトリオッツに加入。今夏には延長契約にサインしている。
今シーズン最初の4試合に出場したペッパーズは、肩のケガで1試合を欠場した後に除外リストに登録された。選手をそのリストに登録した場合、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは選手の状況を調査しながら有給休暇を与えることができる。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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