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マッカーシーHCとの契約延長は「おかしなことではない」とカウボーイズオーナー

2024年11月27日(水) 11:53


ダラス・カウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシー【AP Photo/Terrance Williams】

今シーズン、ダラス・カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズはシーズン途中でのコーチ交代は行わないと主張し続けてきた。それどころか、現地24日(日)にワシントン・コマンダースに勝利したことを受け、ジョーンズはシーズン終了後にヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーの契約を延長する可能性があることを示唆している。

火曜日に『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』に出演したジョーンズは「それがおかしいとはまったく思わない」とコメント。

「おかしなことではない。いいか、マイク・マッカーシーはものすごく優秀なコーチだ。スーパーボウルを制覇したコーチだ。マイク・マッカーシーは素晴らしいアイデアを持ち、その舞台に立って成し遂げた。結論から言うと、今年の終わりにこのスタッフに関して私たちがどうするかについて、私の態度やその他の言動からその兆候を読み取ることはできないはずだし、そうすべきではない。試合はまだたくさん残っている」

マッカーシーHCは2010年シーズンにグリーンベイ・パッカーズを率いてスーパーボウルを制覇した。カウボーイズでの5シーズンでは、ポストシーズンで1勝3敗となっている。マッカーシーHCの下で、カウボーイズは3年連続で12勝5敗を記録してきたが、現在のカウボーイズはサンクスギビングデーを前に4勝7敗となっており、この連続記録は2024年シーズンに途切れることになる。

火曜日、ジョーンズの発言について質問されたマッカーシーHCは「本当に、今年はずっとそのことについて話してこなかった」と報道陣に述べている。

「だから、重要な地区対決を控えたショートウイークに、それについて話し始めるつもりはない。ポジティブな雰囲気を無駄にするつもりもないから、それはどんどんほしい。しかし、契約についてはあまり重視していない」

カウボーイズは去る日曜日にワシントンD.C.で劇的な勝利を収めたことで連敗を止めたが、5連敗を喫している間、マッカーシーHCはカウボーイズから解任される運命にあると見られていた。マッカーシーHCが契約最終年を迎えている中で、ジョーンズがマッカーシーHCを解雇する必要はないだろう。

今シーズン、マッカーシーHCの将来について繰り返し質問を受けてきたジョーンズは、断定的な発言を避けつつ、シーズン中のコーチ交代を求める声には一切応じない姿勢を示してきた。カウボーイズは今後の4週間で、現時点で勝率.500以下の4チームと対戦する予定であり、それはプレーオフ圏内に再び食い込むチャンスとなるかもしれない。

マッカーシーHCの契約延長に関するジョーンズの発言が、怒りの矛先をコーチに向けてきたカウボーイズファンの間で大きな反発を招くことは間違いないだろう。

この話題が続く前に、マッカーシーHC率いるチームはサンクスギビングデーに行われるニューヨーク・ジャイアンツ戦で結果を出す必要がある。全米の視聴者の前でつまずくようなことがあれば、マッカーシーHCの将来は確定してしまうかもしれない。

【RA】