ジャガーズとLTリトルが3年67億円の契約延長へ
2024年12月02日(月) 08:54ジャクソンビル・ジャガーズはウォーカー・リトルをフリーエージェント(FA)にさせない。
現地1日(日)、ジャガーズが新リーグイヤー開始の3カ月前に、新先発レフトタックル(LT)のリトルと3年4,500万ドル(約67億4,829万円)の契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報じた。この新契約には2,600万ドル(約38億9,901万円)の保証が含まれている。
第一報を伝えたのは『ESPN』だ。その後、チームがリトルの契約延長を正式に発表している。
ジャガーズのジェネラルマネジャー(GM)トレント・バールケは声明で「ウォーカーはうちのシステムで育った生え抜きの逸材だ」と述べた。
「ウォーカーは必要なときに何度も活躍し、タックルポジションでそのプレーを向上させてきた。これは、私たちが練習場で毎日目にし、今後数年で最高のフットボールをプレーすると信じている若手選手にとって素晴らしい機会だ」
25歳のリトルは新人契約の最終年を迎えていた。2021年ドラフト2巡目指名を受けたリトルはNFL入りしてから46試合に出場しているが、先発を務めたのはわずか17試合だ。しかし、身長約200cmのリトルは最近、ジャガーズがトレード期限前にベテランのキャム・ロビンソンをミネソタ・バイキングスに送ったことを受け、クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスのブラインドサイドをフルタイムで守る役割を引き継いでいる。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』によると、リトルは直近の4試合すべてで先発を務め、サック1回、QBヒット3回しか許していないとのこと。
年平均1,500万ドル(約22億4,943万円)を受け取るリトルは、レフトタックルの年平均額ランキングで13位タイとなる見込みだ。新人契約全体で450万ドル(約6億7,483万円)強しか得ていなかった大柄なブロッカーにとって、今回の契約延長は大幅な昇給となる。
リトルは3シーズン分の契約と十分な報酬が保証された状態で2025年シーズンを迎えることになった。
【RA】