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イーグルス戦でもっと走るべきだったと母親に叱責されたレイブンズQBジャクソン

2024年12月03日(火) 15:45


ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/Terrance Williams】

クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの母親であるフェリシア・ジョーンズは、ボルティモア・レイブンズが現地1日(日)に行われたフィラデルフィア・イーグルス戦に24対19で敗れたことを受けて、MVP受賞経歴を誇る息子に苦言を呈した。

試合後にもっと走るべきだったと思うかと質問されたジャクソンは、母親から批判を受けたと明かしている。

「ああ、ママにそう言われたばかりだ」と語ったジャクソンはこう続けた。

「彼女に怒鳴られたから、今はムカついている。ここから頑張るつもりだ。ウソはつかない。やってやる。バイ(ウイーク)が終わるのが待ちきれない。次は(ニューヨーク)ジャイアンツ戦だ。準備はできている。とにかく準備はできている」

「彼女には俺が走るべき場面があったって言われたけど、俺はみんなにルートを展開させようとしていたんだ。ルートが展開中だったしね。俺はただ一連の動きを進めていただけだけど、ああ、彼女の言う通りだ。こうなってしまって申し訳ない。こういう試合は勝たなきゃいけないって思っているのに、それができなかったからムカついている」

ジャクソンはキャリー8回で79ヤードを稼いだが、そのうち39ヤードは試合終了まで残り1分強で12点差と絶望的な状況で迎えたドライブで稼いだものだった。

レイブンズは攻撃を進めたものの、ドライブを継続させるために必要なプレーをいくつか逃している。また、キッカー(K)ジャスティン・タッカーが試合後半にレイブンズにリードをもたらす可能性のあった2本のフィールドゴールを外したことは痛手となった。

ジャクソンは237パスヤード、タッチダウン2回をマークし、レイブンズはイーグルスの252ヤードに対して372ヤードを獲得している。

「俺は自分のプレーの良し悪しにかかわらず、常に最前線に身を置くつもりだ」とジャクソンはコメント。

「自分はまあまあ良いプレーをしたけど、そうだ。とにかくイライラしている。フィールドでやり残したことがあるから。俺も、みんなもな。これはチームスポーツだし、“team(チーム)”に“I(個人)”は存在しない」

レイブンズは試合開始から12分間で9点を獲得したが、残りの時間では合わせて10点しか得られなかった(そのうち7点は試合終了まで残り3秒で獲得)。

3週間で2回目の敗北を喫したレイブンズは、2024年シーズンにおける浮き沈みのある傾向を続けている。

「あれはかなり良いチームだった。誤解しないでほしいけど、俺たちにはやり残したことがある気がしている」と振り返ったジャクソンは「もっと得点を重ねるべきだった」とつけ加えた。

【RA】