11月の最優秀選手にイーグルスRBバークリー、ベンガルズQBバロウら
2024年12月06日(金) 12:3911月のNFLトップスターは誰なのか? リーグは毎月、その月の栄誉を称える選手を発表している。今月の月間最優秀選手は下記の通りだ。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手
ジョー・バロウ(QB/シンシナティ・ベンガルズ)
ベンガルズが勝敗を繰り返して苦戦する中でも、バロウはMVP候補のプレーを続けている。11月を通して、バロウは試合平均345ヤードという数字をたたき出した。トータルでパス145回中89回成功、1,035ヤード、タッチダウン12回、インターセプトはわずか1回となっており、パサーレーティングは107.7をマークしている。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手
セイクワン・バークリー(RB/フィラデルフィア・イーグルス)
こちらもMVP候補として突き進む中で、バークリーの11月の活躍は記憶にとどめるべきものとなった。11月に行われた4試合で、バークリーは驚きの777スクリメージヤードをマークし、イーグルスを4戦4勝に導いている。また、バークリーは試合平均194.3ヤード、合計626ラッシングヤード、ラッシングタッチダウン5回、151レシービングヤード、レシービングタッチダウン1回という数字も残している。
AFCディフェンス部門月間最優秀選手
パトリック・サーテイン二世(CB/デンバー・ブロンコス)
11月にあげた戦果によって、サーテイン二世はロックダウンコーナーという概念の定義そのものになった。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、サーテインは140回のカバレッジスナップで17回しかターゲットにならず(12.1%)、許したキャッチは9回、55ヤードだったという。さらに、サーテインはタックル12回とパスブレイクアップ2回も記録している。
NFCディフェンス部門月間最優秀選手
ジョナサン・グリーナード(LB/ミネソタ・バイキングス)
オフシーズンに加入したグリーナードは無名ながらも傑出した選手だ。これまで、落ち着きを持ってブライアン・フローレス守備コーディネーター(DC)のスキームにうまくフィットしている。過去1カ月にわたって、グリーナードはタックル16回、タックルフォーロス8回、サック4回、ファンブルフォース1回、パスブレイクアップ1回をマーク。この活躍もあり、バイキングスは今週にもプレーオフ進出を決める可能性がある。
AFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手
ジェイソン・サンダース(K/マイアミ・ドルフィンズ)
サンダースにとってパーフェクトな1カ月だった。正確性の権化とも言えるパフォーマンスを見せたサンダースは、ドルフィンズのために43ポイントを獲得。エクストラポイントが13回中13回成功、フィールドゴールが10回中10回成功だった。それらの数字をさらに見事なものにする要素として、サンダースはうち3回のフィールドゴールを50ヤード以上の距離から決めている。
NFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手
ジェイク・ベイツ(K/デトロイト・ライオンズ)
ライオンズはNFCでトップにつけており、彼らのキッカーのプレーがその重要な基盤の一つとなっている。ベイツは11月に41ポイントを上げ、ポイントアフタートライは17回中17回成功のパーフェクト、フィールドゴールは9回中8回に成功した。フィールドゴールのうち、4回は50ヤード以上から決めたものだ。
オフェンス部門月間最優秀新人選手
ブロック・バワーズ(TE/ラスベガス・レイダース)
バワーズはいずれ歴史的なシーズンになるであろうルーキーシーズンを通して、輝きを放っている。11月を終えて、バワーズはキャッチ84回でリーグトップに立っており、あと2回でNFLの歴代新人キャッチ記録に並ぶ。11月にはキャッチ32回、349レシービングヤード(試合平均87.3ヤード)、タッチダウン3回という成績を残した。
ディフェンス部門月間最優秀新人選手
ブレイデン・フィスク(DT/ロサンゼルス・ラムズ)
今季に注目を集めているラムズのルーキーはジャレッド・ヴァースだけではない。チームの戦力になっている新人のもう1人が、フィスクだ。フロリダ州立大学出身のフィスクは11月にタックル11回、タックルフォーロス6回、ファンブルフォース1回、サック5回の活躍を見せている。
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