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自宅に侵入され、プライバシーが侵害されたと感じるベンガルズQBバロウ

2024年12月12日(木) 14:53


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【Joe Robbins via AP】

現地11日(水)、シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック(QB)ジョー・バロウは2日前にダラス・カウボーイズとの試合に臨むべく、遠征していた際に自宅に侵入された事件について報道陣の取材に応じたが、コメントを短くまとめた。

「いろいろな意味で、プライバシーが侵害されたと感じている」と語ったバロウは「自分が表に出したいと思うことや共有しようと思うことよりも、はるかに多くのことが表に出ている。つまり、それについて俺が言うべきことはそれだけだ」と続けている。

NFLとNBAは選手たちが試合で留守にしている間に複数の侵入窃盗が発生したことを受け、先月末に警戒を促す緊急通知を配布した。

NFLはカンザスシティ・チーフスのスター選手であるクオーターバック(QB)パトリック・マホームズとタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーの自宅が10月に狙われた後に警告を出した。

マホームズは緊急通知が配布された後、「もちろん、腹が立つし、失望している」と話している。

一方、NBAはミルウォーキー・バックスのフォワード、ボビー・ポーティスとミネソタ・ティンバーウルブズのガード、マイク・コンリーJr.が所有する住宅への侵入窃盗を受け、警告を発した。

水曜日、マイアミ・ドルフィンズのQBトゥア・タゴヴァイロアは約1年前に所有する車の1台が壊された際に専属の警備員を雇ったと明かしている。

タゴヴァイロアは「家族が家にいるから、少し近すぎて落ち着かなかった」とコメント。

「だから、専属の警備員を雇ってすべてを任せている。遠征するときは、妻のそばに誰かがいるようにして、家にも誰かを置いて様子を見てもらっている」

ハミルトン郡保安官事務所が提供した報告によると、バロウの自宅に対する侵入事件で負傷者は出なかったものの、家屋は荒らされていたという。

バロウから雇われている人物は月曜夜にアンダーソン・タウンシップにあるバロウの自宅に到着し、寝室の窓が割られ、家が荒らされているのを発見した。

「俺たちは人前に出る生活を送っていて、その中で俺が一番好きじゃないことの1つはプライバシーの欠如だ」と語ったバロウは「それはキャリアを通してずっと対処が難しいことだった。今もまだ学んでいる最中だ。それが、自分たちが選んだ人生だってことは理解しているけど、だからと言って対処が簡単になるわけじゃない」と続けている。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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