ジェッツWRアダムスがキャリア通算100回のタッチダウンキャッチを達成した史上12人目の選手に
2024年12月16日(月) 10:25
ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスは少なくとも今回の試合で、再びクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとの素晴らしい連携を見せ、歴史的な記録に到達した。
ニューヨーク・ジェッツが32対25でジャクソンビル・ジャガーズに勝利した試合の第3クオーターで、プロボウルに6度選出された経歴を持つアダムスはロジャースとうまく連携し、キャリア通算100回目のタッチダウンキャッチを決めている。
それは2人が共にプレーしていたときによく見られた形のプレーだった。ロジャースが1ヤードラインからゴールラインフェードルートを走るアダムスにパスを通し、キッカー(K)アンダース・カールソンがエクストラポイントを決めたことで、ジェッツは17対16とリードしている。
アダムスはキャリア100回目のタッチダウンについて「そこに到達できてよかった。それについてはチームメイトたちがこの1週間、ずっと持ち上げてくれていた。たぶん、俺よりみんなの方が興奮していたんじゃないかな。もちろん、それは素晴らしいことだ」と語った。
それは今回の試合でアダムスが見せた活躍の始まりに過ぎなかった。アダムスはジャガーズ戦でキャッチ9回、198ヤード、逆転をもたらす2回のタッチダウンをマーク。ジェッツとジャガーズがデュバルで激しい攻防を繰り広げる中、いずれのタッチダウンも試合の後半に決めている。
アダムスは100回のタッチダウンを達成したNFL史上12人目の選手となったが、タンパベイ・バッカニアーズのWRマイク・エバンスがシーズン第7週に達成したことから、今シーズンにその記録に到達した選手としては2人目となっている。
殿堂入りを果たしたティム・ブラウンとスティーブ・ラージェントの記録を抜いたアダムスは、エバンスのキャリア通算タッチダウンキャッチ数に一時的に並んだが、バッカニアーズのスター選手であるエバンスは日曜日の試合で2回のタッチダウンを決め、単独9位に返り咲いている。その一方で、アダムスは素晴らしい活躍を経て10位につけた。
アダムスが順位を上げた記録はそれだけではない。アダムスがロジャースと共に決めたタッチダウンキャッチ数は通算81回(プレーオフ含む)となり、その数でピッツバーグ・スティーラーズのベン・ロスリスバーガーとアントニオ・ブラウンのコンビを抜いて、歴代4位にランクインしている。
もちろん、2人の連携によるタッチダウンのほとんどはグリーンベイ・パッカーズに所属していた際に記録したものだ。
現在、アダムスとロジャースは異なる緑のユニフォームを着ており、アダムスがラスベガス・レイダースからトレードで移籍して以来、2人は5回のタッチダウンを決めている。
31歳のアダムスと41歳のロジャースは期待を大きく裏切るシーズンを過ごしているジェッツの一員だが、少なくとも今回の試合ではハイライトと歴史的な瞬間を提供したと言えよう。
【RA】