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ジェッツが広範囲にわたるGMの選考面接を開始

2024年12月16日(月) 15:20


ニューヨーク・ジェッツオーナーののウッディ・ジョンソン【NFL】

レギュラーシーズンが残り4週間となる中、NFLで唯一ジェネラルマネジャー(GM)のポジションが空席のニューヨーク・ジェッツが、後任の選考を本格的に開始した。

関係者によると、ジェッツは今週にテネシー・タイタンズの元GMジョン・ロビンソンを含む複数の候補者との面接を予定しているという。

ジェッツは11月19日に5年以上GMを務めたジョー・ダグラスを解任し、広範囲にわたる後任探しを開始したばかりだ。また、チームは10月8日にヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーも解任しており、現在NFLで3つ空いているHCポジションの1つを抱えている。

ジェッツはGMの一次面接を先行して進めているが、HCの採用を後回しにしているわけではない。NFLの規則により、他チームに所属しているコーチや幹部への面接はレギュラーシーズン終了まで禁止されている一方で、現在どこのチームとも契約していない、実績ある幹部経験者も候補に挙がっている。

48歳のロビンソンはニューイングランド・ペイトリオッツでスカウトを務め、2度のスーパーボウル制覇に貢献した経歴を持つ。その後、タンパベイ・バッカニアーズで3年間勤務し、2016年にタイタンズのGMに就任。7シーズンの在任中にチームは4度のプレーオフ進出を果たし、2019年シーズンにはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームにも進出した。

前回のGMおよびHCの採用では未経験者を起用したジェッツだが、今回は経験を重視するとみられている。ただし、ジェッツの元GMマイク・タネンバウムやミネソタ・バイキングスの元GMリック・スピールマンといったコンサルタントの助けを借りながら、両ポジションとも幅広い候補者を精査している。

新しいGMが引き継ぐロースターには有望な若手選手がそろっていると同時に、41歳のクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの将来を含む多くの課題も抱えている。

すでにプレーオフ争いから脱落しているジェッツだが、現地15日(日)に行われたジャクソンビル・ジャガーズとの試合は32対25で勝利し、戦績を4勝10敗とした。

【R】