レイダースQBリッダーがファルコンズ戦に先発、QBオコンネルは膝負傷でインアクティブ
2024年12月17日(火) 10:12クオーターバック(QB)デズモンド・リッダーにリベンジの機会が訪れている。
現地16日(月)の夜に組まれたアトランタ・ファルコンズ戦で、ラスベガス・レイダースのQBエイダン・オコンネルが膝の負傷によってインアクティブになり、リッダーが古巣を相手に先発することになった。
インアクティブとされたオコンネルは、緊急のサードQBを務める。バックアップの役割を担うのはカーター・ブラッドリーだ。
2勝11敗のレイダースはケガに苦しめられながら、ただプライドのためだけに戦っている。すでにシーズン第1週に先発を務めたQBガードナー・ミンシューがシーズン終了となり、プロボウラーであるパスラッシャーのマックス・クロスビーも足首の手術を受けてシーズンを終えることを去る土曜日に明らかにした。
オコンネルの件で、2024年のクオーターバックポジションの問題がまた一つ増えている。波のあるシーズンを過ごしてきたオコンネルは、シーズン開幕時にミンシューとのクオーターバック争いに敗れながらも、シーズン第5週に先発の座へ。しかし、その2週間後にロサンゼルス・ラムズ戦で親指を骨折した。
オコンネルが4週間欠場することになったのを受け、レイダースはアリゾナ・カーディナルスの練習生だったリッダーと契約。オコンネルが再び戦列を離れたため、リッダーがシルバー・アンド・ブラックを身にまとって初めての先発に臨むチャンスが訪れている。
2022年NFLドラフトの3巡目で指名されたリッダーはこれまで、17試合に先発しており、そのすべてが今回の対戦相手の元で経験したものだった。
6勝7敗のファルコンズと2勝11敗のレイダースによる、因縁の要素を含んだ一戦は、現地16(月)20時30分【日本時間17日(火)10時30分】にキックオフを迎える。
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