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1試合の出場停止処分を受けたWRジョンソン、レイブンズと“相互合意”でチーム活動を免除へ

2024年12月17日(火) 10:15


ボルティモア・レイブンズのディオンテ・ジョンソン【AP Photo/Nick Wass】

ボルティモアでのディオンテ・ジョンソンの物語は、もう1週間続くこととなった。

ボルティモア・レイブンズは現地16日(月)に発表した声明で、土曜日に予定されているピッツバーグ・スティーラーズとの重要な試合を前に、今週のチーム活動からワイドレシーバー(WR)のジョンソンを免除することについて“相互に合意した”と述べている。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』によると、レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは月曜日に臨んだ記者会見で「今、私が考えているのはピッツバーグのことと、ピッツバーグ戦に向けてチームの準備を整えることだけだ。彼は今週、ここにいない。来週のことはそのときに対処する」と語ったという。

これは、シーズン途中にトレードでレイブンズに加入してからチームのパスプレーに影響を与えてこず、劇的な数週間を過ごしてきたベテランワイドレシーバーにとって、意外な展開だと言えよう。

レイブンズはジョンソンがシーズン第13週に敗れたフィラデルフィア・イーグルス戦への出場を拒否したことを受け、12月4日に1試合の出場停止処分を科した。レイブンズはシーズン第14週がバイウイークだったため、ジョンソンは去る日曜日に勝利したニューヨーク・ジャイアンツ戦を欠場したが、今週にチームに復帰することが見込まれていた。

しかし、その見込みはもはやなくなっている。

ジ・アスレチックによれば、レイブンズが単純にジョンソンを放出しない理由について尋ねられたハーボーHCは「物事には理由がある。フロントオフィス的な理由だ」と答えたという。

「私はピッツバーグと、ピッツバーグ戦に向けて準備をするためにここに来る選手たちのことを考えたい。それが100パーセント焦点を当てていることだ」

レイブンズ(9勝5敗)は現在、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区で首位に立つスティーラーズ(10勝4敗)に1ゲーム差で迫っている。

【RA】