シアトル・シーホークスのクオーターバック（QB）ジーノ・スミスは、膝の負傷によって現地15日（日）の試合から離脱することを強いられており、シーズン第16週の出場も危ぶまれるような状況に見えていた。

しかしながら、時間がたつにつれ、見通しは明るくなってきたようだ。ケガは深刻なものではなく、スミスは木曜日に報道陣に対して、状態は改善し続けており、日曜日に実施されるミネソタ・バイキングス（12勝2敗）戦でプレーする見込みだと話している。

木曜日のこのコメントは、ヘッドコーチ（HC）マイク・マクドナルドが語っていた内容と一致する。マクドナルドHCは水曜日に、スミスは良い感触を抱いており、この日の練習に“かなりのキャパシティで”参加したと話している。

日曜夜に敗れたグリーンベイ・パッカーズ戦から離脱した後のスミスの様子を振り返れば特に、こういった朗報は予想外のものだった。スミスはサイドラインで苦痛に顔をゆがめており、代理で出場したサム・ハウエルのパフォーマンスは振るわなかった。スミスがラインアップから欠けたシーホークス攻撃陣は急降下し、30対13での敗北に終わっている。

8勝6敗のシーホークスは、自分たちのクオーターバックが一刻も早く戻ってくることを必要としている。NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）の別の強敵であるミネソタ・バイキングスが待ち受けている状況を踏まえれば、なおのことだ。シーホークスのプレーオフ進出の試みにとって重要なこの一戦で、どうやらチームはスミスの手を借りることができそうだ。

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