『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロは現地15日（火）、ミネソタ・バイキングスが26対20で黒星を喫したワシントン・レッドスキンズ戦後、この試合で醜態をさらしたキッカー（K）ブレアー・ウォルシュを放出したと伝えた。チームは後にこれを認めた。

バイキングスはKカイ・フォーバスと契約する見込みであり、ウォルシュの穴はすぐに埋まる予定だとガラフォロが報じている。

レッドスキンズ戦、クオーターバック（QB）のサム・ブラッドフォードの健闘もあり20点を奪ったバイキングスであったが、前半終了前のエクストラポイントでウォルシュがミスを犯して得点は20対14のまま。ワンチャンスで逆転を許す展開で迎えた後半、リードを守り切れなかったバイキングスは黒星を喫した。

ウォルシュによるこのようなミスはすでに何度も見てきた。彼は今シーズン、エクストラポイント、フィールドゴールで4度のミスを犯し、これはリーグ最多。ウォルシュの不調は今に始まったことではない。昨シーズン、シアトル・シーホークスとのワイルドカードゲーム残り22秒、ウォルシュは27ヤードのフィールドゴールを決め損ねた。この失敗でバイキングスは10対9でまさかの敗戦。このミスは大々的に取り上げられた。

NFL史上3番目に寒く、気温はマイナスの中で行われたこの試合でウォルシュの歯車は完全に狂ってしまったのだ。ウォルシュのNFLキャリアは瞬く間に崩れ落ちていった。