アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス地域で複数の山火事が発生している現状を鑑み、NFLは現地8日（水）、必要な場合は緊急時対応計画に則って10日（月）【日本時間11日（火）】に予定しているミネソタ・バイキングスとロサンゼルス・ラムズによるワイルドカードの試合をアリゾナ州のステートファーム・スタジアムで開催すると説明した。

プレーオフ初週は6試合が行われ、バイキングス対ラムズ戦はワイルドカードの最終戦としてカリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで10日の現地時間17時／アメリカ東部時間20時（日本時間11日10時）にキックオフを予定している。

8日、複数の大規模な山火事が猛烈な勢いでロサンゼルス一帯を襲い、少なくとも7万人に避難命令が発令されており、1,000棟以上の建物が被害を受けたと報じられている。

NFLは声明の中で「ロサンゼルス地域の安全がNFLの最優先事項です。初期対応部隊のたゆまぬ努力に感謝しています。われわれの思いはロサンゼルスと、そして、今回の火災により影響を受けられたすべての方々とともにあります」と述べ、次のように続けている。

「また、われわれはSoFiスタジアムで月曜夜に予定しているバイキングス対ラムズ戦の実施に向けて準備を進めております。あらゆる試合と同様に、会場の変更が必要になった場合に備えて緊急時対応計画を立てています。今回の試合は必要に応じて月曜夜にアリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムにて開催する予定です」

「引き続き、当該地域の様子に注視し、公的機関および両チーム、NFLPAと連絡を取り合いながら対応してまいります」

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