スティーラーズDEヘイワードが今季絶望
2016年11月16日(水) 18:35現地15日(火)午後、現在4連敗中のピッツバーグ・スティーラーズに新たな悪い知らせが届いた。
ディフェンシブエンド(DE)のキャメロン・ヘイワードが現地13日(日)に行われたダラス・カウボーイズ戦で胸部を損傷し、今シーズン絶望となったことを公表した。今季のヘイワードは3サックをマークしてチームを牽引し、DEステフォン・トゥイットと共にインサイドのパスラッシュでその勝負強さを見せていた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ヘイワードは今後手術を行う予定。
ヘイワードは15日、自身の『Instagram(インスタグラム)』上に、「今シーズン、これまで支えてくれた皆さんに感謝したい。今年、これ以上試合に出場できないと伝えるのはつらい。自分の役割は変わってしまうかもしれないが、チームが掲げた目標に変わりはない。全力でチームをサポートしたいと思っているし、チームが成長していく姿や、戦い続ける姿を見たいと思っている。ベンチで過ごすのは好きではないが、最善を尽くす。今は試練の時だが、すでに2017年シーズンを見据えている。何があろうと、必ず復活する!」と投稿。
スティーラーズの守備陣はすでに手薄で、38歳のラインバッカー(LB)ジェームス・ハリソンに頼り切っている状況だ。さほど多くのスナップでプレーはしていないが、ハリソンはチームナンバーワンのラッシャーとなっている。今後はディフェンシブタックル(DT)のリカルド・マシューズや、ドラフト3巡目指名の新人ノーズタックル(NT)ジャボン・ハーグレイブの試験的な出場機会が増えそうだ。
ヘイワードが今季記録した3サックは全て10月初旬に開催されたカンザスシティ・チーフス戦でのもの。この試合、スティーラーズは43対14でチーフスに大勝している。今やもう、スティーラーズ守備陣が試合を支配していた日々がずっと昔のように感じる。