現地16日（木）に行われる第11週サーズデーナイトフットボールはニューオーリンズ・セインツが敵地に乗り込んでカロライナ・パンサーズとのNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）南地区同士の対決に挑む。

パンサーズはここまで3勝6敗と地区最下位だ。対する4勝5敗のセインツは、この一戦に敗れると地区最下位に転落するだけでなく、プレーオフ進出への希望も薄れていくこととなる。

両チームが今季第6週に対戦した際にはセインツが41対38でパンサーズに勝利。その試合ではセインツのクオーターバック（QB）ドリュー・ブリーズがパスで465ヤード、4タッチダウンを投げて大暴れしている。試合は第4クオーター残り11秒で、セインツのキッカー（K）ウィル・ルッツが52ヤードキックを成功させてセインツが白星を手に入れた。

QBブリーズは先週のデンバー・ブロンコス戦でも、3タッチダウンパスを投げてキャリアタッチダウン数を452とし、ペイトン・マニング（539）、プロフットボール殿堂入りも果たしているブレット・ファーブ（508）に続くNFL史上3人目の450タッチダウンパス以上を投げたQBの仲間入りを果たした。この試合でも記録を伸ばすに違いない。

先週のチーフス戦で敗れてしまい、ワイルドカード出場の可能性が薄れてしまったパンサーズだが、チャンスをつなげる意味でもセインツとの直近9戦のうち6戦に勝利している事実は励みになるはずだ。今後もし、パンサーズがプレーオフ進出を目指すのであれば、シーズン後半を無敗で終えるのと同時に、QBキャム・ニュートンの活躍が必須となってくる。