ディオン・サンダースとカウボーイズがHC職について相互に関心
2025年01月14日(火) 15:55ダラス・カウボーイズとコロラド大学のヘッドコーチ(HC)であるディオン・サンダースが、カウボーイズの空位になっているHC職に関して相互に関心を持っていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地13日(月)夜に伝えた。
このニュースが報じられる前、同じく月曜日に、カウボーイズがマイク・マッカーシーHCと再契約しないことを明らかにしている。
とは言え、現時点では面談の予定は組まれていない。ラポポートはサンダースがこの役職に興味をもっており、カウボーイズも“少なくとも一定の関心は持っている”としている。また、ラポポートは両陣営が連絡を取っているとも伝えているが、元カウボーイズの選手であるサンダースは長年にわたってジョーンズと連絡を取っている。
NFL史上最も優れたコーナーバックであり、殿堂入りしているサンダースは、8度プロボウルに選ばれた経験がある。1989年から2005年までにアトランタ・ファルコンズ、サンフランシスコ・49ers、カウボーイズ、ワシントン・レッドスキンズ(現コマンダース)でプレーしており(2001年から2003年は引退していた)、49ersとカウボーイズでそれぞれスーパーボウル優勝を果たした。
サンダースは2020年から2022年にジャクソン州立大学のヘッドコーチを務め、現職には2023年から就いている。過去2シーズンでサンダースはコロラドを13勝12敗に導いた。
2024年のコロラド大学は9勝4敗をマークし、ハイズマン賞ウイナーのトラビス・ハンターを輩出。また、ディオンの息子であるシェドア・サンダースがコロラド大学のクオーターバック(QB)を務めていた。ハンターとシェドア・サンダースの両名が、2025年NFLドラフトの1巡目指名を受けると見られている。
サンダースはこれまでにNFLでコーチを務めた経験はないが、カウボーイズが最後にスーパーボウルを制した1995年に、その勝利において重要な役割を担っていた。
もしかしたら、今こそ“プライム”ことサンダースがダラスに戻り、初めてNFLレベルで指揮を執るべきときなのかもしれない。もちろん、まずは面談を受けなければならないが、今のところ、コーチ探しを始めたカウボーイズが大きな動きに出ている。
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