プレーオフでの復帰に「とてもうれしい」と喜ぶライオンズRBモンゴメリー
2025年01月16日(木) 12:21“Sonic and Knuckles(ソニック&ナックルズ)”が復活する。
デトロイト・ライオンズのランニングバック(RB)デビッド・モンゴメリーが現地18日(土)に行われるワシントン・コマンダース戦で復帰する準備が整った。
モンゴメリーはシーズン第15週に膝を負傷し、当初はシーズン終了につながるのではないかと危惧されていたが、MCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)の手術を回避し、リハビリに取り組んできた。モンゴメリーが現地14日(火)の練習でフル参加とされたのは、ディビジョナルラウンドのコマンダース戦に出場する可能性だけではなく、どれほどの仕事を遂行できるかという点でも非常に良い兆候となった。
『ESPN』のエリック・ウッドヤードによると、モンゴメリーは火曜日に「ワクワクしている。チームに貢献できる立場に戻るんだ。ああ、それが恋しかったし、戻れるのはとてもうれしい」と語ったという。
力強いランニングバックのモンゴメリーはケガで3試合を欠場したが、“準備が整っていない”場合はプレーしないと述べ、無理に復帰するつもりはないと強調していた。
ライオンズが僅差で敗れたシーズン第15週のバッファロー・ビルズ戦で負傷したモンゴメリーは、ポストシーズンで復帰する可能性を残すために、複数の医師の意見を聞き、最終的に手術ではなくリハビリを選択した。
モンゴメリーは「俺が手術を受けるとか、それが最終的な結論だ、みたいな憶測があったと思うけど、実際のところ誰も分かっていなかった。だから、その憶測が飛び交ったとき、自分が手術を受けることになるなんて知らなかったし、メディアから聞いたから、俺にとっても初耳だった。でも、俺は常に自分自身や準備の仕方にかなり自信を持っている」と話している。
今シーズン、モンゴメリーは14試合に出場してキャリー185回で775ヤード、タッチダウンラン12回を記録。ダイナミックなRBジャーマイア・ギブスと“ソニック&ナックルズ”の愛称で親しまれるコンビを形成し、NFL屈指の得点力を誇るライオンズ攻撃陣をけん引してきた。
ヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルは「それは大きな意味を持つだろう。5番(モンゴメリー)は私たちにとって重要な存在で、とても大きな役割を果たしているし、私にとっては主力ランニングバックだ。彼はチームの雰囲気を決定づけ、動きを促す存在だ。だから、彼には活躍の場がある。ここには彼の居場所があり、この試合でもそうだろう。彼が戻ってくるのはうれしいことだ」と述べている。
ライオンズは土曜日にコマンダース戦に臨むにあたり、ランゲームで大きな優位性を持っている。2024年シーズンにランオフェンスで6位につけたライオンズ攻撃陣は、ランディフェンスで30位に沈んだコマンダース守備陣と対峙する予定だ。
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