QBニックスについて「チームを率いてくれる選手を見つけた」とブロンコスHCペイトン
2025年01月16日(木) 14:51デンバー・ブロンコスはフランチャイズクオーターバック(QB)を見つけたと心から信じている。
今後はすべてがボー・ニックスを中心に構築される見込みだ。
現地15日(水)、ブロンコスのジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトンはヘッドコーチ(HC)のショーン・ペイトンやオーナーのグレッグ・ペナーと共に、まさにそのようなメッセージを発している。
チーム公式記録によると、ペイトンGMは「誰もが皆、フランチャイズを担うスキルを持つ新人クオーターバックを探している。私たちはそれを手にしていると思う。では、私たちは何をすべきか? ただ構築を続けるだけだ」と述べたという。
ペイトンGMとブロンコスは誰もがうらやむような立場にある。
ブロンコスは、数シーズンにわたってチームを率いるクオーターバックを見つけたと確信しているだけでなく、2024年ドラフト全体12位で指名したニックスとは新人契約を結んでいる状態でもある。それにより、ブロンコスはサラリーキャップがある中でも、フリーエージェント(FA)の有名選手を獲得したり、ニックスが契約延長の対象となる前に他の主力選手と延長契約を結んだりと、比較的柔軟に動くことができる。
ペイトンGMは「ドラフトで獲得し、育成するのだ」と話し、こう続けた。
「フリーエージェントでは慎重に選ぶことになるが、大きな動きに出る可能性もある。私たちは常にチームの構築を目指している。幸運にも、ボーという主力選手を獲得できた。私たちは構築を続け、オフェンス、ディフェンス、スペシャルチームのスキームに合う、適切な資質を持った適切な選手の獲得を続けていく」
ブロンコスがこのように楽観的に将来を見据えているのは、ニックスのルーキーシーズンを満面の笑みで振り返ることができるからに他ならない。
ペイトン・マニングがフランチャイズQBとしてチームを第50回スーパーボウル制覇に導いて以来、ブロンコスはプレーオフに進出していなかった。マニングが引退してから14人目の先発クオーターバックとなったニックスと、スーパーボウル制覇に導いたゲイリー・キュービアックが退任してから5人目のヘッドコーチとなったペイトンHCが、見事にフィットしていることが今シーズンを経て証明されている。
ニックスはパス成功率66.3%、タッチダウン29回、インターセプト12回、3,775パスヤードを記録。また、ランで430ヤード、4回のタッチダウンを決め、1回のタッチダウンレシーブもマークした。その結果、新人としてNFL史上3番目に多い34回のオフェンシブタッチダウンを達成している。
ペイトンHCは「本当に励まされているし、彼が私たちと一緒にいて、うまくいったことをうれしく思っている」と語った。
「彼がとても誠実で、多くの時間をここで過ごしていることを私は知っている。昨日は私のオフィスに30分もいた。彼の前にはあらゆるものが広がっていると思う。以前にも言ったが、チームを率いてくれ、私たちが慣れ親しんでいた成功を収めるために必要な存在になる選手を見つけたと思っている。私たちはそれを見つけたと思っている」
水曜日、それはペイトンGMとペイトンHC、ペナーオーナーの総意となった。
ブロンコスはNFLのパズルを完成させるために最も重要なピースを見つけたと信じている。
次のステップは明白で、より大きな成功を収めるためにニックスを支えるメンバーを強化することだ。
ペナーは「私はボーにフィールド内外で感銘を受けた」と明かしている。
「彼が圧倒されているように見える瞬間は一度もなかった。今年は重要な瞬間がいくつかあったが、彼は試合で最後まで戦い抜き、たとえこちらに不利な展開でも、決して諦めず、手を緩めなかった。彼は偉大なクオーターバックになるために必要な身体的特徴をすべて備えているし、明敏な頭脳の持ち主だ。選手たちも彼に反応し、彼のことを大切に思っている。オフシーズンにおいても、彼はものすごく努力しているし、映像の研究やジムでのトレーニングを楽しんでいる。今オフシーズン、将来に向けて準備する中で、それは彼にとって大きな助けになるだろう。彼が来年もっと成長すると私は確信している」
待望されていたポストシーズンへの返り咲きを果たした有望な2024年シーズンを経て、ブロンコスは将来を担うクオーターバックを確保したと信じて団結している。素晴らしいルーキーシーズンを過ごしたニックスが承認を必要としていたとすれば、彼は水曜日に3人からそれを得たことになる。
ペイトンGMは「私たちは核となる若手選手と素晴らしいクオーターバックを中心に構築していく」と語った。
【RA】