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チャージャーズHCハーボーが心臓の治療と人工股関節置換術を受けると発表

2025年01月16日(木) 15:41


ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボー【Peter Read Miller via AP】

ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーはジェネラルマネジャー(GM)ジョー・ホーティズと共にオフシーズンの戦略を練り始めることを楽しみにしている。

しかし、ハーボーHCが2つの医療処置を受けるため、その計画は一時中断されることになるだろう。

ハーボーHCは現地15日(水)にシーズン終了時のあいさつで、不整脈を治療するためのアブレーション治療と人工股関節置換術を“近いうちに”受ける予定だと明かした。

10月13日、ハーボーHCは23対16で勝利したデンバー・ブロンコス戦の前半に心拍の異常を感知。第1クオーターが進行する中、一時的にメディカルテントに入った後、ロッカールームに向かった。ロッカールームでは脈拍と心電図を測定し、点滴とマグネシウムの投与を受けている。

心電図検査で心拍が正常なリズムに戻ったことが確認された後、ハーボーHCは再びサイドラインに戻った。

61歳のハーボーHCはブロンコス戦の翌週に、心拍数の急激な増加を引き起こす心房粗動に何年も前から悩まされていると明かした。ハーボーHCは心臓専門医の診察を受けた後、2週間にわたって心拍数モニターを装着し、抗凝血剤を服用している。

今回はハーボーHCにとって3度目のアブレーション治療となる。最初の治療は現役選手として活躍していた1999年に受け、2度目の治療は2012年に受けた。アブレーション治療とは、心臓の細胞を焼灼または凍結して心臓組織に微細な瘢痕を作り、それによって不整脈の発生を防ぐというものだ。

ハーボーHCはシーズン後半に股関節の影響で、特にサイドラインからロッカールームへ移動する際に、足を引きずりながら歩いていた。

2023年シーズンにミシガン大学をカレッジフットボールプレーオフのチャンピオンシップに導いた後、NFLに復帰したハーボーHCは、チャージャーズの勝利数を前年度に比べて6つ増やすことに成功した。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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