ニュース

マリブ火災で自宅の安全確保に対応中のQBロジャース、ジェッツでの将来は慎重に検討

2025年01月17日(金) 11:06


ニューヨーク・ジェッツのアーロン・ロジャース【Kara Durrette via AP】

ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが近いうちに大きな決断を下すことはなさそうだ。

現地16日(木)、“The Pat McAfee Show(パット・マカフィー・ショー)”に出演したロジャースは、自身の将来についてはまだ検討中であり、チームが来季の指揮者を決定するのを待っている状況だと明かした。

「ジェネラルマネジャー(GM)とコーチ、それに俺自身が、一緒にダンスを踊りたいかどうか、あるいはその選択肢があるかどうかは、この3人次第だとみんな分かっていると思う」とロジャースは語った。

41歳のロジャースは、2023年には開幕戦でアキレス腱を負傷してシーズン終了。2024年に、チームは5勝12敗でシーズンを終えている。ロジャース加入以降、チームの状況は順調とは言えず、シーズン中にはヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーとGMのジョー・ダグラスが解任される事態に陥った。

ジェッツが後任探しを進める中、NFLでの21シーズン目をジェッツで過ごしたいかどうかについて、ロジャースはオーナーのウッディ・ジョンソンを含む残されたチーム関係者とのやり取りは「限定的」だと言う。

「自分自身の決断については、少し時間をかけて考えると彼らに伝えた」とロジャースは話している。

「GMやコーチがまだ決まっていない状況だ。それが決まれば、次のステップとして、その人たちと話し合うことになるだろう」

カリフォルニア州マリブに家を所有するロジャースは現在、消火活動が続く山火事への対応に多くの時間を割いている。幸いにも、ロジャースの自宅は今のところ被害を受けていないという。

「今はただ自宅を守ろうとしている」とロジャースはコメント。

「俺の家は大丈夫だ。被害を受けた地域ではないから。でも、ここに住む多くの人々にとっては異常事態だ。間違いなく厳しい状況だよ」

ロジャースは、この悲劇が来季どのチームでプレーするか、またはプレーを続けるかどうかという自身の考え方を変えることはないと述べている。

「俺はオレゴンの何もない場所にある穴にひたすら座り続けたこともあるし、アヤワスカを使った儀式に何度も参加してきた。これまでにたくさんの時間を費やして深く考え、視点を変える経験をしてきた」とロジャースは語った。

「胸が痛む出来事であることは確かだが、この火災が俺の視点を変えることはない」

【R】