ニュース

コマンダースQBダニエルズが新人QBによるプレーオフを含めたオフェンシブヤードで歴代トップに

2025年01月19日(日) 12:24


ワシントン・コマンダースのジェイデン・ダニエルズ【AP Photo/Rey Del Rio】

ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズが、印象的な瞬間と歴史的なポストシーズンでの勝利で彩られている素晴らしいルーキーシーズンに、新たなマイルストーンに到達している。

ダニエルズは現地18日(土)に行われているディビジョナルラウンドのデトロイト・ライオンズ戦で、新人選手によるプレーオフを含めたオフェンシブヤード数で、アンドリュー・ラックがインディアナポリス・コルツの新人QBとして樹立したNFL記録を上回った。

今回の試合に臨むにあたり、ダニエルズがラックの記録(4,952ヤード、2012年)を超えるには190ヤードが必要だったが、ダニエルズは第2クオーターにワイドレシーバー(WR)テリー・マクローリンに58ヤードのタッチダウンパスを通してその数字に到達。コマンダースはエクストラポイントを成功させ、17対14のリードを築いた。

これは、ダニエルズがタンパベイ・バッカニアーズ戦でコマンダースを勝利に導き、2005年シーズン以来となるポストシーズンでの勝利をもたらしてから6日後に成し遂げられた快挙だ。ダニエルズは殿堂入りしたサミー・ボウが1937年に達成して以来、初めてワシントンをプレーオフでの勝利に導いた新人QBにもなっている。

AP通信オフェンス部門年間最優秀新人賞の有力候補となっているダニエルズにとって、これは驚異的なルーキーシーズンにおける最新の成果だ。ダニエルズは腕や脚を駆使し、若さに不釣り合いな落ち着きを見せながら、長年苦境に立たされていたフランチャイズを立て直してきた。

ダニエルズはレギュラーシーズンに3,568パスヤード、タッチダウン25回に対してインターセプトわずか9回、新人QBとして歴代最多となる891ランヤード、タッチダウンラン6回を記録した。

ダニエルズはプレーオフでも記録的なペースで成果を出し続けている。

【RA】