ペイトリオッツがジョシュ・マクダニエルズを再びOCとして採用する見込み
2025年01月22日(水) 09:47ニューイングランド・ペイトリオッツが再び過去に立ち返っている。
現地21日(火)、ペイトリオッツが過去に2回にわたってチームの攻撃コーディネーター(OC)を務めていたジョシュ・マクダニエルズを、ヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルの新攻撃コーディネーターとして採用する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。
ラスベガス・レイダースのヘッドコーチを務めたものの、2シーズン足らずで9勝16敗という成績を残し、2023年シーズンの途中に解雇されたマクダニエルズが、そこから1年半の時を経てニューイングランドに戻ることになった。
しかし、レイダースのヘッドコーチに就任する前、マクダニエルズは元クオーターバック(QB)トム・ブレイディと元HCビル・ベリチックがペイトリオッツを率いていた時代の大半で、攻撃コーディネーターとして高い評価を受けていた。
2006年にペイトリオッツの攻撃コーディネーターに就任したマクダニエルズは、2007年に記録的なオフェンスを指揮。当時のペイトリオッツは史上2チーム目となる無敗のスーパーボウルチャンピオンになるまであと一歩のところまで迫った。ペイトリオッツで3シーズンを過ごした後、マクダニエルズはデンバー・ブロンコスのヘッドコーチとして採用され、2シーズンにわたってその職を務めた。
その後、マクダニエルズは2012年にフォックスボロに戻って再び攻撃コーディネーターに就任し、ブレイディ率いるオフェンスを成功に導いている。マクダニエルズのオフェンスは7シーズン連続(2012年から2018年)で得点ランキングのトップ5に入り、ペイトリオッツはその間にスーパーボウルを3回制覇した。
ペイトリオッツにおけるマクダニエルズの最優先事項は、QBドレイク・メイを育成することになるだろう。メイは素晴らしいルーキーシーズンを過ごし、タッチダウン15回、インターセプト10回を記録。将来を担うフランチャイズクオーターバックとしての可能性を見せた。
2021年に当時ルーキーだったQBマック・ジョーンズをNFLキャリア最高の成績に導いた実績があるマクダニエルズは、若手クオーターバックと仕事をする能力があることをすでに示している。
【RA】