ドラフト候補生のQBシェドゥーア・サンダースがブラウンズとジャイアンツを訪問へ
2025年02月13日(木) 09:36![](https://nfljapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2025/02/13093408/NFL_20250213_1.jpg)
コロラド大学のクオーターバック(QB)シェドゥーア・サンダースが最終的にどのチームに加入するかは、2025年NFLドラフトにおける最大の疑問の1つとなっている。そして、サンダースが最初に訪問する2チームが明らかになった。
サンダースの兄ディオン・サンダースJr.の『YouTube(ユーチューブ)』チャンネルである『Well Off Media(ウェル・オフ・メディア)』が投稿した動画には、シェドゥーア・サンダースがコロラド大学のアスレチック部門の職員に対し、NFLチームとのトップ30訪問で最初に訪れる2チームはクリーブランド・ブラウンズとニューヨーク・ジャイアンツだと話している様子が映っている。ブラウンズはドラフトで全体2位、ジャイアンツは全体3位で指名する予定だ。
サンダースはワークアウトの合間に「“トップ30訪問”は3月4日から始まる。最初にブラウンズ、次にジャイアンツだ」と語った。
現地2月27日(木)から始まる2025年NFLスカウティングコンバインが終了した後、NFLの各フランチャイズはチーム施設に30人の候補生を招くことができる。
サンダースは先月にダラス郊外で開催されたイースト・ウエスト・シュラインボウルに出席したが、練習や試合には参加しなかった。しかし、サンダースはその週にはすでに複数のチームと面会しており、ドラフト全体1位指名権を持つテネシー・タイタンズもその中に含まれている。タイタンズのQBコーチであるペイトン・マッカラムはシュラインボウルのコーチングスタッフの一員でもあった。
サンダースとマイアミ大学のキャム・ウォードは2025年ドラフトのクオーターバック候補の中でトップ2に挙げられている。サンダースはニューオーリンズで行われた第59回スーパーボウルの場で『NFL Network(NFLネットワーク)』に対し、現在はウォードと共にトレーニングに取り組んでおり、友人になったと明かした。サンダースによると、2人はどのチームが面談やワークアウトの調整を申し込んできたかについて情報を交換しており、そのリストには多くの重複があるという。
父親のディオン・サンダースがドラフト前のプロセスにどれほど関与しようとしているのかについて疑問が飛び交う中、サンダースはNFLネットワークに対し、現時点で取り立てて好んでいるチームはないと語った。
サンダースは「(関心を示していると報じられている)チームの中に、特に楽しみにしているチームも、目を向けていないチームもない」と話している。
「すべてはプロセス次第だ。俺を選んでくれるチームについて、俺が言えることはあまりない」
「とにかくオーナーやコーチ、GM(ジェネラルマネジャー)と会って、自分を理解してもらうことが大事だ。見出しや表面的なことを見るんじゃなくてね。これまでに会ったコーチはみんな良い人だったし、俺が実際にどんな人間か予想してはいなかった」
NFLチームに何をもたらすことになるのかと質問されたサンダースは、自分にはフランチャイズQBとしてチームが求めるすべての要素が備わっていると信じていると答えた。
「あなたが手に入れるのは完全なパッケージだ。求めているものをすべて手に入れることになる」と強調したサンダースはこう続けている。
「メディアへの対応ができ、NFLに伴う厳しい視線にも耐えられる。リーダーとして知識もある」
「良いことも悪いことも悲惨なことも、たくさんの状況を経験してきたし、どの状況でも自分を貫いてきた。何かに動じることはないし、それはプレーを見れば分かってもらえるはず」
【RA】