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「これからもまだまだプレーするつもりだ」というイーグルスOTジョンソン

2025年02月18日(火) 11:30


フィラデルフィア・イーグルスのレイン・ジョンソン【Denis Kennedy via AP】

フィラデルフィア・イーグルスで12シーズンを過ごしたオフェンシブタックル(OT)レイン・ジョンソンにとって、引退の話題が浮上するのは自然な流れだ。しかし、NFL屈指のオフェンシブラインマンは、まだキャリアに終止符を打つつもりはない。

2度目のスーパーボウル制覇を果たしたジョンソンは、現地16日(日)に優勝パレードでの自身のスピーチ映像を『X』に投稿し、「これからもまだまだプレーするつもりだ」と宣言した。

「この12年間、ただひたすら愛を感じてきた。これからもまだまだプレーするつもりだ。フィリーのみんな、愛している!」

6度のプロボウル選出を誇るジョンソンは、イーグルスの2度にわたるスーパーボウル制覇を支え、オフェンシブライン右サイドの要として活躍してきた。5月に35歳を迎えるが、その身体能力と技術は依然として健在だ。

2024年のレギュラーシーズンでは15試合に出場し、相手に許したQBプレッシャーはわずか10回。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』によると、これは対象となるオフェンシブタックルの中で最少だったという。さらに、被サックはゼロ、クオーターバックヒットもわずか1回に抑えている。

2度目のスーパーボウル制覇を果たした今、引退を考えてもおかしくはない。だが、ジョンソンの中にはまだ十分な闘志が残っており、3つ目のリング獲得に向けた挑戦を続ける構えだ。

2023年に契約を再構築したジョンソンは、現在の契約をあと2年残している。年齢を考えれば、ジェネラルマネジャー(GM)ハウィー・ローズマンが後継者育成に目を向けるのは自然な流れと言えよう。キャム・ユルゲンズがジェイソン・ケルシーの後を継いだように、イーグルスが若手のオフェンシブタックルを獲得する可能性も十分にありそうだ。

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