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ブラウンズDEギャレットと組めたら「とんでもないことになる」とライオンズDEハッチンソン

2025年02月21日(金) 14:11


デトロイト・ライオンズのエイダン・ハッチンソン【James D. Smith via AP】

ディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットのトレード要求が報じられると、NFL界では瞬く間にうわさや憶測が広がり、過去に年間最優秀守備選手賞を受賞しているギャレットがどのチームで誰と組むのかという妄想も飛び交った。

クリーブランド・ブラウンズはスターエッジラッシャーのギャレットをトレードするつもりはないと強調しているが、それでも議論が収まる気配はない。むしろ、選手間でも話題になっている。

デトロイト・ライオンズのDEエイダン・ハッチンソンは最近、俳優でライオンズファンのテイラー・ロートナーとその妻のテイがホストを務めるポッドキャスト“The Squeeze(ザ・スクイーズ)”に出演。番組内でギャレットとチームメイトになる可能性について質問された。スーパーボウルウイークに開催されたNFLオナーズで、ギャレットとハッチンソンがライオンズのクオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフを交えて談笑している姿が目撃されている。

「もし俺とマイルズがペアを組んだら、とんでもないことになるはずだ」とハッチンソンは語った。

「NFLオナーズで会った時、その可能性について話していたんだ。正直、実現する可能性は低いだろうけど、もし一緒にプレーできたら最高だと思う。うちのDライン全体のレベルが一気に上がるだろうし、とんでもないディフェンスになるはずだ。マイルズとは仲良くしていて、ここ数年はいろいろなところで会う機会があった。ケガをした時も連絡をくれて、すごくうれしかったよ。自分のチーム以外の選手からそういう気遣いを受けられるなんて、彼は本当にいいやつだと思う。もしライオンズに来るなら大歓迎だけど、どうなるかは分からない。でも、実現したらすごいことになる」

ギャレットは2025年にスーパーボウルを狙える強豪チームでプレーすることを最優先の目標に掲げており、QBを再び入れ替えるブラウンズではその可能性が低いと見ている。一方、2024年にNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)第1シードを獲得したライオンズは、確実に優勝候補の一角に数えられるチームだ。しかし、もしブラウンズがリーグ屈指のディフェンダーをトレードに出すとすれば、その対価は莫大だろう。

ハッチンソンが示唆したように、ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホームズがギャレット獲得に必要なドラフト指名権を手放し、新たな大型契約を結ぶ可能性は低い。なぜなら、ハッチンソン自身も近い将来、契約延長が控えているからだ。それでも、ライオンズが夢を見るのは自由だ。

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