元コマンダースDTジョナサン・アレンがバイキングスと3年75億円の契約に合意
2025年03月12日(水) 11:12
ジョナサン・アレンが新天地を見つけるのにそれほど時間はかからなかった。
現地11日(火)、これまでワシントン・コマンダースに所属していたディフェンシブタックル(DT)のアレンがミネソタ・バイキングスと3年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報道。その後、バイキングスがアレンと契約に合意したことを発表した。
NFLネットワークのマイク・ガラフォロによると、アレンの契約は3年で5,100万ドル(約75億5,042万円)の価値があり、サック数に基づくインセンティブや昇給によって最大6,000万ドル(約88億8,285万円)に達する可能性があるという。
コマンダースはトレードを試みた後、先週末にアレンを放出した。アレンは2025年シーズンに基本給として1,550万ドル(約22億9,474万円)を得る予定だったが、保証金は残されていなかった。新契約では年額1,700万ドル(約25億1,681万円)を受け取ることになる。
コマンダース守備陣の要として活躍してきた30歳のアレンは、8シーズンで42.0回のサックを記録。昨年のレギュラーシーズンは胸筋のケガで8試合の出場にとどまったものの、シーズン終盤に復帰を果たし、プレーオフゲームにも出場した。
アレンには、2017年から2019年の3年間にわたり、ワシントンでバイキングスのヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルと共に過ごした経験がある。
アレンとの大型契約により、バイキングスのインテリアには必要な戦力が加わった。ジョナサン・グリーナードやアンドリュー・バン・ギンケル、ダラス・ターナーといったエッジラッシャーと、インサイドでプレーするアレンを組み合わせることで、守備コーディネーター(DC)ブライアン・フローレスのディフェンシブフロントは相手クオーターバック(QB)にとってより恐ろしい存在となるはずだ。ラポポートとペリセロによると、バイキングスはその後もラインの強化を進めており、フリーエージェント(FA)のガード(G)ウィル・フライズやディフェンシブタックル(DT)ジャボン・ハーグレイブと大型契約を締結する準備も整いつつあるという。
【RA】