パンサーズが昨季に1,000ヤード超えを達成した元カウボーイズRBリコ・ドウデルと1年契約へ
2025年03月13日(木) 14:11
ダラス・カウボーイズで大きな活躍を見せた2024年シーズンを経て、ランニングバック(RB)リコ・ドウデルが移籍することになった。
ドウデルがカロライナ・パンサーズと1年最大625万ドル(約9億2,395万円)の契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報道。パンサーズもドウデルとの契約を正式に発表している。
2024年シーズンにカウボーイズでキャリア最高の1,079ランヤードを記録したドウデルを加えることで、パンサーズのバックフィールドは興味深い布陣となるだろう。
ドウデルは同じくランヤード(1,195ヤード)でキャリアハイを更新したチュバ・フバードや、2024年ドラフト2巡目指名を受けるも、ケガに苦しめられたジョナソン・ブルックスと合流する見込みだ。ドウデルは、パンサーズがRBマイルズ・サンダースを放出した後にシャーロットに向かうことになった。
カウボーイズはかつてデンバー・ブロンコスに所属していたRBジャボンテ・ウィリアムズと1年300万ドル(約4億4,349万円)の契約を結び、ディース・ヴォーンを引き続き擁しているものの、ドウデルの退団によってRB陣は手薄になっている。そうした現状を踏まえると、カウボーイズが4月にドラフトでランニングバックを指名するといううわさはさらに広まるはずだ。
26歳のドウデルはノースカロライナ州出身であり、大学時代はサウスカロライナ大学でプレーしていた。
ドラフト外フリーエージェントとしてNFL入りし、2020年から2024までカウボーイズに所属していたドウデルは、361ヤードを記録した2023年シーズンにポテンシャルを発揮したが、主力選手になるチャンスを得たのは2024年シーズン後半になってからだった。ドウデルはカウボーイズの一員として出場した最後の6試合中4試合で100ヤード以上をマークしている。
ドウデルがヘッドコーチ(HC)デイブ・カナルスのオフェンスでどれほど活躍できるかは分からないが、2024年にはその実力を証明して見せた。ドウデルは2025年、成長を続けるパンサーズのオフェンスにおいて、クオーターバック(QB)ブライス・ヤングの周りに加わる最新の武器となるだろう。
【RA】