バイキングスQBマッカーシーを支持するラムズRBコラム、「彼は今も自分の物語をつづっている」
2026年04月06日(月) 12:20
ロサンゼルス・ラムズのランニングバック(RB)ブレイク・コラムと、ミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)J.J.マッカーシーは、ミシガン大学で3シーズンを共にプレーし、大学キャリアを2024年のカレッジフットボール・プレーオフ・ナショナルチャンピオンシップでの勝利で締めくくっている。
コラムはその後ロサンゼルスへと向かい、ラムズのバックフィールドでカイレン・ウィリアムズのバックアップとしての役割を確立し、成功を収めている。対照的に、2024年ドラフト全体10位指名のマッカーシーは苦戦を強いられてきた。プレシーズンに負った膝の負傷でルーキーイヤーを棒に振り、2年目も本来の力を発揮できず、バイキングスはこのオフシーズンにQBの代替策を講じることとなった。
コラムの目には、これから待ち受ける競争は、かつてのチームメイトをさらなる高みへと押し上げるための糧に映っているようだ。
「J.J.のポテンシャルは計り知れない」と、コラムは先週に出演した『Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』で語っている。
「考えてみてほしい。ルーキーイヤーは負傷で離脱し、去年も多くのケガに見舞われた。フィールドに立つ機会はほとんどなかったんだ。クオーターバックに必要な実戦経験を十分に積めていない。カレッジからNFLへの転向は、そう簡単なことではない。J.J.はフィールド上の司令塔だ。カイラー・マレーを連れてきたことで生まれる競争という、チームから与えられた試練に彼は立ち向かっていくはずだ。競争心に火をつけることになる。何より、彼は素晴らしい人間であり、真のコンペティターだ」
「周囲の雑音や外野の声に、自分がどんな選手になるかを決めさせるような男じゃない。彼は今もペンを手に、自分の物語をつづっている。J.J.にとって今年は素晴らしい一年になるはずだし、周囲の評価を覆す姿を見るのが今から楽しみでならないよ」
コラムの見解は、一部からは楽観的すぎると切り捨てられる可能性もあるが、それは大学時代にマッカーシーが躍動する姿を間近で見てきた経験に裏打ちされたものだ。
ミシガン大学がコラムを中心としたラン主体の攻撃を採用していたことは間違いないものの、マッカーシーはパス成功率72.3%、2,991パスヤード、タッチダウン22回、インターセプト4回を記録し、全米制覇を果たしたウルバリンズのリーダーとして活躍した。
バイキングスもまた、マッカーシーに大きな投資をするだけの価値を見出していた。しかし残念ながら、コラムやチームが寄せる信頼が、今のところフィールドでの結果に結びついているとは言い難い。
2024年にマッカーシーが負傷離脱する中、サム・ダーノルドはバイキングスをシーズン14勝へと導いた。しかし、バイキングスはその翌オフシーズンにダーノルドを引き留めることはせず、マッカーシーにすべてを懸ける決断を下した。その後、ダーノルドはシアトル・シーホークスで第60回スーパーボウル制覇を成し遂げた一方で、バイキングスはプレーオフ進出を逃している。
2025年シーズンのマッカーシーは先発10試合の出場にとどまった。シーズンを通して高位足関節捻挫や脳しんとう、さらには右手の甲にひびが入るといった負傷に次々と見舞われ、フィールドに立った際もチームを劇的に変えるようなパフォーマンスは見られなかった。1,632パスヤード、タッチダウン11回、インターセプト12回を記録し、パス成功率も57.6%という低水準に終わっている。
こうした苦戦を受け、バイキングスはフリーエージェント(FA)でマレーを獲得するに至った。さらに、昨季5試合で先発を務めたカーソン・ウェンツとも再契約を交わしている。強力な守備陣と戦力がそろう攻撃陣を抱えるチームにとって、質の高いクオーターバックを複数確保することは不可欠であり、来季に向けて万全の備えを固めた形だ。
このデプスチャートがどのような結果を実らせるかは不透明だが、マッカーシーはまだ23歳だ。キャリアでわずか10試合余りに出場したに過ぎず、2025年シーズンには随所で輝きを放っていた。第1週のシカゴ・ベアーズ戦で見せた逆転劇や、先発した直近4試合でバイキングスを4勝へと導いた手腕はその証と言える。
かつてのチームメイトであるダーノルドは、理想のクオーターバックへと成長を遂げるまでにどれほどの時間を要するかを身をもって証明した。そして、大学時代の戦友であるコラムもまた、マッカーシーが同じ道を歩めると信じている。
もっとも、そのためにマッカーシーはまず、実力者がひしめくQB陣の中でフィールドへの道を切り拓かなければならない。
【R】



































