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LBオジュラーリがジャイアンツからイーグルスに移籍した最新の選手に

2025年03月18日(火) 09:32


ニューヨーク・ジャイアンツのアジーズ・オジュラーリ【AP Photo/Steve Luciano】

ニューヨークからフィラデルフィアへのパイプラインは依然として強固だ。

現地17日(月)、フィラデルフィア・イーグルスがこれまでニューヨーク・ジャイアンツに所属していたラインバッカー(LB)アジーズ・オジュラーリと1年契約を結んだと発表。

オジュラーリはLBパトリック・ジョンソンやコーナーバック(CB)アドリー・ジャクソンに続き、今オフシーズンにジャイアンツからイーグルスに移籍した最新の選手となった。この流れは昨年に大型契約でイーグルスに加わったランニングバック(RB)セイクワン・バークリーに続くものとなっている。

イーグルスはオジュラーリを安価で獲得し、フリーエージェント(FA)となったジョシュ・スウェットとミルトン・ウィリアムズがそれぞれアリゾナ・カーディナルスとニューイングランド・ペイトリオッツに移籍した中で、ディフェンシブフロントに経験豊富な選手を加えることになった。イーグルスにとってリスクの少ない契約で、オジュラーリは最小限のプレッシャーでチームに加入し、一定の成長が期待されるローテーションのエッジラッシャーとして貢献するチャンスを得るだろう。

2021年ドラフト2巡目で指名されたオジュラーリは、ルーキーシーズンにピークを迎え、キャリアハイとなる8回のサックと49回のタックルを記録。2021年シーズンは10試合以上に先発した唯一のシーズンとなり、2022年と2023年は2度の故障者リザーブ(IR)入りによって成長を妨げられた。2024年にはディフェンシブスナップの58%でプレーしたが、ジャイアンツがブライアン・バーンズをトレードで獲得したことにより、オジュラーリの役割は減少。先発を務めたのはわずか5試合(出場数は11試合)にとどまった。

健康状態が良好でチャンスがあるとき、オジュラーリは依然として違いを生み出せるラッシャーとしてのポテンシャルを発揮している。昨季は6回のサックを記録したものの、ジャイアンツが維持することを決めるほどの活躍はできなかった。

【RA】