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DEヘンドリックソンの状況については「どのような展開になるかを見ていくしかない」とベンガルズ上級副社長

2025年04月03日(木) 09:38


シンシナティ・ベンガルズのトレイ・ヘンドリックソン【AP Photo/Jeff Dean】

シンシナティ・ベンガルズはワイドレシーバー(WR)のジャマール・チェイスおよびティー・ヒギンズの契約延長を完了し、今オフシーズンにおける最優先課題の2つをクリアした。しかし、ディフェンシブエンド(DE)トレイ・ヘンドリックソンについては不透明な状況が続いている。

ベンガルズは昨季にサック数でNFLトップに輝いた選手をチームにとどめておきたいと主張してきた一方で、ヘンドリックソンにトレード追求の許可を与えている。NFLドラフトが間近に迫る中、現時点ではトレードも契約延長も実現していない。

ベンガルズの上級副社長を務めるケイティ・ブラックバーンは現地1日(火)にNFLの年次リーグミーティングの場で、チームは引き続きその件に取り組んでいると述べた。

『Cincinnati Enquirer(シンシナティ・エンクワイヤラー)』のケルシー・コンウェイによると、ブラックバーンは「すべてのピースを組み合わせようとすると、最終的にはある種の制限が出てきます」と語り、こう続けたという。

「彼はそれを強く感じたようで、外部からの関心がある程度のレベルに達するだろうと考えていました。そのため、私たちは少なくとも模索することは問題ないと伝えました。いつもそうするわけではありませんが、今回の場合はそれが正しいことだと感じました。ケースバイケースということです。彼は今もベンガルズの選手なので、どうなるか見ていくつもりです。私たちは引き続きこの件に取り組んでいきます」

ベンガルズは生産性の高い選手をトレードで手放すことを常習的に行うチームではない。これまではセーフティ(S)ジェシー・ベイツ三世のように、スター選手たちには契約を全うさせ、その後フリーエージェント(FA)として退団させるという方針をとってきた。もちろん、ベンガルズは今オフシーズンにヒギンズおよびチェイスと高額契約を結ぶという、これまでの方針とは異なる動きを見せている。ひょっとすると、現在のベンガルズは変化に対して柔軟になっているのかもしれない。

チームは魅力的なオファーを出したと感じているが、それを受け入れるかどうかはヘンドリックソン次第だと語ったブラックバーンは、次のように話している。

「満足できないと思っているものでも、ある程度の条件で満足すべきだと思います。彼がどこかの時点で満足したと感じるかどうかにかかってくる部分もあると思います。満足できなければ、それが遅れにつながることもあるでしょう。つまり、彼が何かにイエスと言うかどうかにかかっているのです。もちろん、彼に対しては最大限の敬意を持っています。彼は素晴らしい選手で、私たちは彼を擁することができて幸せです。だから、もしかしたら何かしらの解決策を見つけ出せるかもしれません。とにかく、どうなるか見守っていきます」

ベンガルズでの4シーズンでいずれもプロボウルに選出されてきたヘンドリックソンは、数年にわたって高額の長期契約を求めてきたが、実現には至っていない。問題は、ベンガルズと折り合いがつかず、トレードも成立しなかった場合に、ヘンドリックソンがプレーしない選択をするかどうかだ。

ブラックバーンは「これからどうなるか正確に分かっていると言えばウソになります。だから、とにかくどのような展開になるかを見ていくしかありません」とコメントしている。

【RA】