RBマカフリーは「健康」も、49ersはドラフトでRB獲得を検討中とシャナハンHC
2025年04月09日(水) 08:29
クリスチャン・マカフリーは2024年シーズンを負傷した状態で迎え、負傷した状態で終えた。その間、スターランニングバック(RB)はわずか4試合しか出場していない。
マカフリーはシーズン第13週に敵地で行われたバッファロー・ビルズ戦でPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)を負傷したことでシーズンを終えたが、手術は必要なかった。
『NBC Sports Bay Area(NBCスポーツ・ベイ・エリア)』によると、サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは先週、「クリスチャンは健康だ。とても順調だ」と述べたという。
2024年シーズンはこの5年間でマカフリーの出場が7試合以下にとどまった3度目のシーズンとなった。健康であれば、マカフリーは試合の流れを変えるデュアルスレットとなるが、シャナハンHCはケガの問題が続く場合に備えて有能なバックアップを用意しておく必要があることを理解している。
シャナハンHCはRBポジションについて「毎年、それに対応したいと思っている」と述べ、「もちろん、マカフリーで確定してはいるが、2年を除いて毎年、4人のランニングバックを起用してきた。ほとんどのチームがそうだから、常に備えはしておかないといけない」と続けた。
コスト意識の高い49ersは、同じくケガから回復中のイライジャ・ミッチェルがカンザスシティ・チーフスと契約するのを見守り、制限付きフリーエージェント(FA)のジョーダン・メイソンをミネソタ・バイキングスにトレードした。2024年ドラフト4巡目で指名したアイザック・ゲレンドは昨シーズンに爆発力を示しており、ベテランのパトリック・テイラーJr.もチームに戻ってくる。しかし、シャナハンHCは49ersが依然としてドラフトでRBポジションを補強することを検討していると強調した。
「アイザックは取り組み始めているし、パトリックの復帰にもワクワクしている。ドラフトで誰かを獲得できるか見ていくつもりだ。毎年、そうしたいと思っている」とシャナハンHCはコメント。
多数の守備選手がオフシーズンに退団したため、49ersにはドラフトの序盤に優先的に取り組むべきことがある。しかし、マカフリーの負傷歴を考慮すると、有望なランニングバックが多数参加するドラフトの中盤から後半で、11あるドラフト指名権のうち1つを使ってランニングバックを獲得することは理にかなっていると言えよう。
【RA】